うた雨が嫌い打ち付けて熱が行き場をなくしたコンクリートは私の心によく似ていたいろいろなことを難しく考える癖雨が作った流水にそのまま流してしまいたくなって立ち尽くす大通り雨の音をリズムに変えて頭に浮かんだ詩を、しばらく推敲いつから、命は与えられたのだろう打ち付けて熱が行き場をなくしたコンクリートは私の心によく似ているから私は雨が嫌い