うた | 津々浦々を徒然と行く。

津々浦々を徒然と行く。

まあ、色々と。色々と。

優しい君
笑う君
いつも人のことを気にかけて
いつも温かい言葉をかけてくれる


そんな君が



時折
とても冷徹な目をしている
目の前でのたうちまわる犬を
ただ目の前の現実を眺めてるだけのような
「命」とさえ見ようとしないような
残忍で冷酷な君がいる










「・・・どっちが、本当の君?」










そうたずねると、君はハッとして
笑顔になって、涙を流して「犬、かわいそうだね」なんて声をかける






どっちが本当の君だろう
もし、あの冷酷な君が真実だというなら
私は君の孤独に触れることができるのだろうか