剣道時代 | 津々浦々を徒然と行く。

津々浦々を徒然と行く。

まあ、色々と。色々と。

師範「紫苑くん、試合中は試合をしなさい。相手は君の変則的な動きにコケにされるために練習をしてるんではなないんだよ。正々堂々と、剣道で戦いなさい。」



紫苑「弱い人間には弱いなりの闘い方が・・・・」



師範「それはそうだけれど、まずはしっかり剣に向き合ってから考えていくことだよ。君は自由にやりたがるけど、型を知らねば何が自由かわからないだろう。ある程度、型だけでも勝てる強さがないと、勝ち負けにこだわりすぎてやっていて楽しくないぞ(・ω・`)」




紫苑「なるほど。(・ω・`)僕が間違ってました。時に師範、いつの時代も一番は戦わないですむこと、争いのないこと、勝つことでなく負けないことですよね?」





師範「理想はね。」






紫苑「そうすれば勝ち負けにこだわらず自己の鍛錬に重きを置く剣道の理念とも合致しますよね?」






師範「そうだね。戦わないであることが極意ではあるかもね。」







紫苑「極意ですか!やったー!剣道極めたぞー!!!!」









師範「お前ちょっとそこ座れ。」