パンクを直す | 津々浦々を徒然と行く。

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まあ、色々と。色々と。

昨晩、会社から帰宅途中に自転車のタイヤがパンク。
家前だったから良かったが、このままでは会社に行けなくなってしまう。


ということで、パンク修理。


最初はパンク修理のプロフェッショナル・kouseiを呼び出して修理させようとしたが、そんな理由で呼び出したともあれば、間違いなくあちこちで鬼畜扱いされるので断念。

自力の修理を試みる。


まずは説明書を読むが・・・・・・



ふむふむふむ・・・・・


タイヤのカバーに工具を入れて・・・・
もう一本の工具を・・・・・










紫苑「めんどくせえ(`・ω・´)」









ということで近くの自転車屋さんに修理を依頼。



さっそくお店を覗くと
どうやらかなりのご高齢の方が一人でやってる模様。


最初は、「この人大丈夫?」と思ったが、高齢ながらも紳士な立ち振る舞いにしゃべり方。
素敵な方です。



ただ、パンク修理だというのにYシャツとスラックスで現れたときは少しビビった。




紳士「パンクですか?分かりました。直しましょう。」




そう言って、色々器具を用意。





空気入れマシン、修理キット、水のはいったバケツ、ドリルみたいなやつ、ライト、布類、





そしてなぜか、木材







紫苑「それ何に使うん?(´・ω・`)」


そう聞きたいところだったが、おとなしく成りゆきを見守る事に。





紳士「じゃあ、始めましょうね。」



するとこの方、するするとチューブを取り外し、慣れた手つきであっという間にパンク位置を特定。

うむ。
紳士であり、プロであり、確かな技術を持つ職人でもあったか。
なんという早業。



そして最初に出してきた工具達も色々な用途で使われ、すべての点が線で繋がっていく。
工程、おもしろい。



と、ここで満を持して出したるは、木材。






紫苑「とうとうこの木材の使い道が分かるのか・・・・」





まあ、あらかた予想はできている。
おそらくは外したキャップやムシゴムなどを置く台、もしくは版画のように故障部分に貼付けて押さえたりするためのものだろう。



思考を張り巡らせながら眺めていると、この紳士はその木材をゆっくり足下へおき・・・












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予想外!!




予想し得なかった事態だ!!


あんなに思考を張り巡らせたというのに











まさかただの足置き台とは!!










こちらの動揺を知る由もなく、その後も淡々とパンク修理を進める紳士。




そして、20分もしないうちにすべての工程が終了した。





うむ。
まさにプロの技と言ったところか。
これを見習って、自分でパンク修理できるようにならなくてはね(´・ω・`)









あ、ついでにアレも聞いとこう。
しつこいさびの落とし方。

前から錆がひどいとは思っていたけれど、そのまま放置。
10月の台風などでさらに浸食した。


もはや錆びとりの塗布だけでは落ちないのだ。






紫苑「錆びとりのいい方法ないですか?」



紳士「錆とりですか。」





そういうと紳士は、使ってるワイヤーぶらしやラッカーなどを事細かに教えてくれた。

そして、どういう感じでやるか、一部分だけ僕の自転車を使った実演まで見せてくれた。






紳士は「ここもこういうふうにね・・・」と全体的にやってくれようとしたのだが

「いえ、大丈夫です!自分の自転車なので、残りは自分でやります!!本当にありがとうございました!!」と紫苑。




紳士はにこり笑って、「うん。そうだね。それがいいかもね」と、紫苑の考えにいたく共感していただいた。






が、








本当にそう思うならパンク修理も自分でやるべきだと今気付いたが、それはいわないでおく。







一応、最後の仕上げだけ聞く。





紳士「磨いたら、錆とめとしてラッカーをスプレーするといいよ。こういうふうにね。」


といって先ほど磨いたところだけスプレーしてくれた。







紳士「これは銀色塗料だからね。ブレーキワイヤーとか黒い部分にはかからないようにタオルとかで覆っておくといいよ。」





紫苑「なるほど!!わかりました!!ありがとうございます!!!!」








いやー、ほんとためになったなー
自転車も長く乗り続けたいしねー



今度時間つくってしっかり錆びとりやろう。








ところで紳士様・・・・











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思いっきりワイヤーのところに銀色塗料かかっているのですが・・・・