世の中ってのはそうさ、そういうものなのさ。 | 津々浦々を徒然と行く。

津々浦々を徒然と行く。

まあ、色々と。色々と。


生きているだけで幸せなんて言うが、生きてる奴に死にたくなるほど雨は降るもんさ。


注意 吐く、トイレなどの汚ネタが苦手な方は読まない方が言いかもしれません。



「自分、そんなの全然平気だよ!」という方、介護士がむいてます。←どうでもいい





そう、あれは先日めまいで病院に行ったときの事。



知ってる人は知ってると思うけど、目眩をおこすと、その初期症状はだいたい吐き気も併発する。




自分も同じく、病院に着いたときはもはや立ってすらいられない状況&強烈な吐き気という、大修羅場だった。



病院カウンターで受付をすませ、トイレへ直行。



唯一の救いは、ユニバーサルトイレ(障害ある人にも対応したトイレ)で、大きめの個室でとても奇麗だった事だ。



ドアを閉め鍵をかけ、ずるずると倒れ込む。


吐き気が尋常じゃない。




そのままトイレの床を四つん這いでのそのそと這いずり(本当に床が奇麗で良かった)なんとか便器に到着。

この病院は割と新しい病院だったので、便座の開閉も電動式だった。


だが、今の自分にはそんな機能とかもうほとんど関係ない。



震える手で便座を押し上げ、便器に顔を向ける。






そして吐く。



でもやっぱりその時も体はふらついていたので、便座を支えてた手をまた床に戻す。






その瞬間








吐き終えた自分の後頭部に便座がクリーンヒット。


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相当参っている状況なのに、この仕打ちはひどい。








でも、あまりに素晴らしいタイミングオチに、内心喜んでいる自分がいたのも確かだ。





もうぶっちゃけ、周りに人がいなかった事がくやしかったくらいだ。









そしてそんなことを考えてる自分に危機感を募らせてもいる。


もしそのまま死んだら、最大のミステリーだ。



コナンか金田一あたりで『補食トイレ殺人事件』とか描かれたりして、一族に恥を残してしまう。









追伸
医者に「吐き気はありましたか?最後に吐いたのはいつ頃ですか?」と聞かれたときに、「あ、すんません、さっきここのトイレで吐きました。」と言った直後の、静まり返った診察室を僕はいつまでも忘れない。