世界的ピアニスト
フジコヘミングさん
昨年６月にライブを聴きに
いったのが最後になりました
３回目のライブでしたが
この時はふと自分の最期の時
静かにこの世を旅立つ時の
自分の顏が見えて
滂沱と涙を流しながら
愛の夢を聴いてました
昨年11月に骨折したと聴き
ご年齢から言っても
復帰は難しそうと思って
おりましたが…
すい臓がんだったそうですが
長患いではなかった様子
今頃は天国でのお母さまと再会
なさっておられる事でしょう
そして私の実母も先日
逝去致しました
享年88歳
昨年末より体調を崩し
3月には持ち直して
友人知人を訪ねる事も
出来ていましたし
私に手編みの鍋敷きを
編んで送ってくれたりも
出来ていました
3月末に再び体調悪化して
そこからは日に日にやせ細り
食も細くなり
立ち上がるのもやっと
それでも歩行器を使い最後まで
自分でトイレに行ってました
私なりに全力で介護しましたが
25日には急遽入院して
28日朝、ついに力尽き
旅立ちました
私は結婚して3日後に義父を
ムスメを産んで3か月後に父を
なくしており、その時感じた
押し寄せる
寄る辺なき心細さ
どこに立っているのか
分からない混乱した感情
とは全く違う…
不思議な程の軽やかさ
潔さすら感じており
母も納得しての旅立ちで
最後迄自分らしさを保って
生きていた事を誇りに
思ってくれたら有難いです
母の後ろ姿・2017年8月高野山参拝の時
今頃は先立った親族や友人に迎えられて
再会を喜んでいる事でしょう
昨年4月に千葉県千倉の
お花畑に行った時に来ていた
ブラウスも棺に納めました
今年、来年は大峠を迎えます
一日一日を大切に精一杯
生きる事しかありません
直近では明日5月4日が危険日
だそうですから
どうぞ皆様自分軸で
お過ごしくださいませね
