今回は(株)協和機械製作所さんのブースを紹介します。

新型の除雪トラック(10t級6×6)が展示されていました。
車両の全幅を3.0mに抑えることにより、特殊車両の通行時間制限を受けない仕様になっています。
まだ販売はされておらず、試作機とのことでした。

ワンウェイプラウの型式はIP-37A、全幅3.0m・除雪幅2.9m
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荷台の新型ツーウェイサイドウイング(10SM-3H)は、ウイングを支持するステーロッドが前方と後方の2本あり、サイドウイング作業時は後方のロッドを使用し、マックレー作業時は前方のロッドに付け替えて使用します。

従来のSM装置は前方から伸びるロッド(油圧式調整管)で両作業を行っていましたが、この装置は手動で付け替える必要があることから、切替頻度の少ないユーザー向けとなっています。
手間は掛かりますが、除雪時の安定性と作業性は向上するそうです。
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ロッドの付け根はスイングアームとつながっており、ウイングの推進角はロッドの伸縮ではなく、スイングアームの開閉により調整します。
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トラックグレーダ(KB-51A)+エッジ簡易脱着装置(ESG-3)は、ブレード背面の油圧ホースやシリンダ等の露出が少なく、雪落としが容易になりました。
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エッジ交換時は油圧式のスライドレールにより、側方へずらして交換することができます。
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エッジ脱着時に使用する台車も用意されていました。
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警光灯は名古屋電機工業製(株)さんの「FLIX(フリックス)」を搭載していました。
このLED式警光灯はNEXCO等の車両で見かける機会が増えてきましたね。
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