今回は日本除雪機製作所さんのブースを紹介します。

2.6m-220kW級のロータリ除雪車「HTR308」です。
第4次ファイナル排出ガス規制対応のエンジンを搭載した車両で、市街地や郊外の除排雪に威力を発揮します。
2.2m級が標準設定であり、今回展示の2.6m級は多雪地帯向けとなっています。
最大除雪量は2.2m級で3,000t/h、2.6m級で3,100t/h

同車デモ作業の様子です。



次は1.5m級の歩道用ロータリ除雪車「KBR108」です。
ロータリ装置の他に汎用プラウを装着することができ、路面状態に合わせた作業が可能です。
最大除雪量は850t/h

リアには物と人を見分けて警告を発することができる、広角ステレオカメラ「ブラクステール」が装着されていました。

このカメラは検出範囲を2段階に設定でき、車両から物と人が離れている場合は人のみを検知して警告。
車両に接近した場合は両方を検知して警告を発します。
フランス製で、協栄特殊ガラス興業さんが販売店となっています。

次は凍結防止剤散布車(湿式3t級 )「NWS25SS5」です。
容量2.5㎥の薬剤ホッパと700ℓの水溶液タンクを積載し、湿式散布が可能となっています。

この車両の製造年は平成29年1月と完成ホヤホヤでした。
車体色が北海道グリーンなので、いずれどこかの振興局に納入されるのでしょう。

場所は変わって、屋内展示場の中には1.0m級の歩道用ロータリ除雪車「HTR55」が展示されていました。
小型ながらも高出力エンジンを搭載し、最大除雪量は450t/h。
普通免許での運転が可能となっています。
