道央道 北広島IC構内の片隅に、一台の除雪トラックが置かれていました。
この車両は平成9年製の三菱ふそう「KC-FW529NZ」で、昨シーズンまで高速道路の除雪作業で活躍していました。
現在はその役目を終えて、売却手続きが始まるのを待っている状態です。
駐車の邪魔になる為か、フロントプラウは外されています。

NEXCOのロゴや黄色警光灯、字幕標識の幕は売却に備えて撤去されていますが、なぜかストロボ式のブリンカーランプだけは残されています。

平成24年に撮影した、現役時代の同車です。
三つ折タイプのアングリングプラウが装着されていました。

撮影した時点で製造から15年が経過しており、車体の各所に腐食が発生しています。
融雪剤が多量に散布される高速道路での作業は、車体や除雪装置に与えるダメージが大きいのでしょうね。

字幕標識付きの除雪トラックが無くなるのは寂しいですが、これも時代の流れですから仕方ありません。
16年間お疲れ様でした!