結婚1年目に肺がんを発症――夫がつづる「妻が亡くなるまでのすべて」

結婚1年目に肺がんを発症――夫がつづる「妻が亡くなるまでの“すべて”」

結婚1年目に肺がんを発症――夫がつづる「妻が亡くなるまでのすべて」


http://news.ameba.jp/hl/20111124-365/


こんなことがあるそうです。

「テレビドラマでも敬遠されそうなできすぎた設定だった。」

だそうです。

きっと、ドラマのような、映画のような日常って、

病気の周りにいくらでもあるんだろうな。

私の場合は

婚約直後にリンパ腫が発覚し、

一旦は結婚をとどまったものの、

彼の熱意に結婚を決意し、

「覚悟してください」

と言われながら、

治療して、

3週間後に無理やり結婚式を挙げて、

死にそうな状態だったにも関わらず、

ゲストには幸せな花嫁を疑わせず。

1幕終わったら、

第2幕は

父急死。

会社に行って帰らぬ人となる。

実は第3幕も進行中。

どこまで続く?

この小説よりも奇なドラマは。





いつ終わろうが

実はどうでもいいって思ってるの。

生きることに関しては

私は根性なしでしかなく。

でも人生は私に

愛されることと愛することを

教えてくれた。

こんなに凝縮されて愛されることができるなんて

病気もラッキーなのかもしれないって思うくらい。

一緒に眠れること。

毎日彼に美味しいもの作ってあげられること。

お帰りって言えること。

だからきっと

生きるって、

素晴らしいこと。


ポチぷりーず↓



歯が痛いです・・・

もしかして

もしかして

もしかして

もしかして

虫歯??

治療してると

歯が弱るって

聞いたけど、ショックだなぁ。。。

痛いほどの虫歯って久しぶりです。

となると虫歯の速度も

猛ダッシュ中なのかしら?

薬の治療中、

だるくてだるくてハミガキさぼったよなぁ

と後悔しても遅い。


さてどこの病院にいくか。

今かかってる病院にいくか、

以前からかかってた歯医者さんに行くか。


以前からかかってた歯医者さんは

長い付き合いで、

治療となると、この病気のこと説明しなくちゃいけないから

面倒で気が進まない。。。

のが正直なところです

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体力がどうしてこんなにおちてるんだろう?
ってくらい落ちてる。

お薬やめたら
ちょっとはましになるかもって思ったけど、
まだ全然ダメ。

自転車乗ったりすると息が切れるし、
しょっちゅう筋肉痛。

薬していない今も、
やっぱり副作用なのだろうか。

やっぱりこの病気も、
治療も甘いものじゃない。

お出かけは4、5時間位が適度みたいで、
夜遅くなったりすると、
泣きたいくらい疲れてしまう。

髪の毛も治療してない今も抜け続け、
なんだかひよこの産毛みたい。
完全になくはないけれど、
もう外には出れない状態。

一時みたいに
一日中寝てなくちゃいけないほど、
疲れきってはいないけど、
普通な気持ちで動いてると、
次の日につかれきって何もできず、
後悔する。

いつ戻るのかな?

来年から働けるなら
仕事に戻りたい気持ちだったけど、
さすがに無理、
かなぁ。

この上もう一回治療に戻るとすれば、
もっと復活は遅れるに違いない。

いい加減、
こんな病気になったわけだから、
普通ってことも諦めないといけないのに、
まだ諦めつかないのかも。。。

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PET検査に行ってきました。

血管にねじ込まれる、
痛みに久しぶりに涙

ついこの前までしていた
ことを思い出し、
血管の痛みにも、
脇を通る点滴の機械にも
吐きそうになってしまう。。。

あれ以来、
病院のレシートすら
吐き気を催すくらいになっちゃった。

結局4クールで
中止している
私の治療。

彼は現段階では結局折れてくれていて、
とりあえず、
PETの結果を待ってまた
話し合おうということになってます。

どきどき。。。

どうなることやら。

再発していたとしても
あの暗闇に戻るのは
もうしたくなくて。

でも、検査で動かせぬ結果がでたら
また治療に戻るというのは
約束なので、
がんばるしか、
ないか。。。。


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秘密のことですが、
一応来ております。

何がって。
女の子の日です。
毎月いらっしゃる、あれです。

抗がん剤治療を受けると
生理が止まってしまうという説明を受けましたが、
私は止まりませんでした。

遅れたり、
量が少なかったり、
変化はあったけれど、
来てました。

不思議なことに
治療の日や、
治療のすぐ後に来ることが
多かったです。

なんとなく、
身体が薬を排出しようとしてるのかな?
なんて思ってました。
あくまで確証のないことですが。

排卵は普通に起きてる気がします。
ごくたまにある、無排卵の時は、
軽すぎたりして感覚的にわかります。
少なくとも抗がん剤後に
排卵が起きなくなってる、
ということはないな、と感じます。

止まるよって脅された割に
あまりに止まらないので、
ピルとか飲んで止めたほうがいいの??
なんてドクターに聞いてしまったくらいですが、
別に止めることもないそうです。

ちなみ漢方の先生は
漢方で普段どおりの身体を維持できるように
してるからね。
と得意げでした。

漢方のせいなのかは
不明、ですが。

4クールの時に来た生理は
とっても軽くて
「このまま行くと、止まっちゃうかな・・・。」
と感じさせるものでした。

排卵が起きなくなると、
また来る場合もあるし、
閉経してしまうことも
あるそうです。

年齢にもよるけれど
早く更年期のようになり、閉経することがあるらしい。

30代でもそれは起きる。
30後半だと「治療が終わる頃
閉経してしまっても覚悟してね?」
って言われるようで、
私のように30前半だと
「多分閉経はしないけれど
可能性はあるから
覚悟してね。」

つまり子どもが産めないってこと。

未婚だろうが新婚だろうが、
子どもを作るかどうかを考える前に
答えが決まってしまうってこと。

はやっ。

勝手に決められるとは知らなかった。
こんなことになるんだったら
早くできちゃった婚でもなんでも
すればよかったよ。
なんて考えてもあとの祭り。

避妊をすればよかったと後悔する話はよく聞くけど、
避妊をするんじゃなかったって話
あまり聞かないわ。


抗がん剤をするってことは
身体の機能を壊していくことでもあるのは事実。
自分の内部を殺していくんだから
機能もどんどん壊れてく。

女性の性機能は
子孫を作るためであって、
自己の生存のためではないわけだから
淘汰されていくのも仕方ない。

自分が生きるためには必要ないもんね。

そして抗がん剤は
少なくとも
必要なわけで。

死にそうな人間が
生きるためには、
妊娠したいとか
母親になりたいとか
馬鹿げたことを言ってはいけないわけだ。

こーんなぼろぼろでぐったり。
排卵があっても
妊娠&子育てに
今は耐えられないだろうなぁ。
と思う。

何年生きるかもわからない人が
ママになりたいなんて無責任なこと言える?

私はひねくれ者だから
新しい命が欲しいなんて
死んでも絶対に言わない。

でも。
子どもに悲しい思いをさせなくて済んで
それはそれでよかったかもしれないな。


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わがままうさぎ

今までのわがまま

付き合って3年目、結婚したくないって言ったこと。
彼のことほっといて仕事ばっかり夢中だったこと。
結婚するって言ったくせに、やっぱりやだって婚約破棄したこと。
結婚できないから別れようって言ったこと。
そのくせ、やっぱり結婚するって婚姻届渡したこと。

リンパが腫れても結核だって言い張ったこと。
生検半年嫌がってるうちステージⅡからステージⅣまで行っちゃったこと。

リンパ腫でも教会で結婚式やるって言ったこと。
結婚式には担当した子ども達みんな呼ぶって言い張ったこと。

病院サボりがちで、薬もほとんど飲まないこと。
予定8クールなのに、4クールで抗がん剤やめてること。

続けさせるなら自殺するかもしれないからあきらめてって脅すこと。

ろくに治ってもいないのに、
仕事立ち上げることばかり考えてること。
絶対実現してみせる。

わがままうさぎ。

頑固だからがんになるって聞いたことあるけど、
きっと正解ね。

そんなわがままな私を見守っていてくれる
大きな愛の持ち主が彼だ。

彼の愛の中でこそ私は生きていられる。
だから全霊こめて愛して行きます。

でも、これからもわがままきいてね。

ポチぷりーず↓








結婚したのが今年の2011年7月。

ブライズメイドをやってくれたお友達を筆頭に

そのあと続々結婚の波が来て。

3人も来年挙式の報告を受けました。

みんなアラサーの年頃です。

みんな恋愛の悩みを相談したり、

コンパやら、時には婚活にいそしんだ女子達



みんなそれぞれ幸せを見つけていくんだね~


うれしいな

結婚の準備も楽しいし。

何かお手伝いしたいな~。

リゾ婚にも招待されてるし、
3人の結婚式に出られるように

早く元気にならなくちゃね

この薄毛はいつ生えそろってくれるのかなー。もう。

ポチぷりーず↓

ブログご無沙汰してます☆

闘病ブログだから、更新しないと死んだのかな~と
思われちゃいますね。

生きてます。
病院から脱走しました

あはは。
笑い事じゃないですね。

予定8クール。

実行4クール。

治療を続行するかしないかについて、

家族との話し合いがありましたが、

とりあえず今は停止中。


今月のペットの検査を待つことになりました。


私の気持ちとしては、

もう治療しない。

これは動かない。

ここまで良くなったのは抗がん剤のおかげだけれど、

もうこれ以上は身体と精神が持たないと思う。

病気を殺す前に、私が自分を殺しそう。

自傷行為は簡単、このまま行くと2度目の自殺しかねないな、と思った。

精神面がもろい。

いや、抗がん剤が頭をおかしくしてるのかな??

普通に15歳に戻る気がしてる。


病院の先生は

・検査結果には出ていなけれどがんが残っている可能性がある
・再発の可能性が高い
・ステージⅣまで行っていた人が4クールでやめるのは前例なし
・治療をやめるのは自殺行為
・がんで死ぬのがどんなに苦しいかわかってない
・次に再発したら、今使ってる薬も効かない可能性もある
・次に再発したらモルヒネでいいのか?
・家族を裏切るのか

とのこと。
さんざん言われた。

いい先生だと思う。
一生懸命言ってくれて。

私の命は私だけのものではなくて、
家族のものでも、周りの人のものでもある。
だからここまで頑張ってきた。

でもこれ以上やったら、
私はその辺で死ぬかもしれない。
自分がどこまでもつかも、自分を守れるのは自分しかいないから。
だからもうできませんと言った。

検査はどうなるかな。

ポチぷりーず↓


キャメロンディアス主演の映画。

キャメロンディアスは母親役。

長女が急性骨髄白血病にかかり、命がけで娘を守ろうとする。

既に男の子がいたが、長女に合う臍帯血を得るために、人工授精で子どもをもう一人もうける。
その次女は生まれながらにして姉のドナーになり続けてきたが、ついに腎臓の提供を拒否し、実の両親を相手取って裁判をおこす。
という内容。


病気をめぐった「お涙ちょうだい」ものは多くあるけれど、これは一線を画す作品。

病気の長女はいう。
「私は病気に負けたけど、家族も病気に負けている。」

病気をめぐる家族や、抱える問題に深く切り込んでいる。

(聞けば、監督には実際病気を抱えた娘がいるらしく、繰り返し病というテーマを問題提起する映画をつくっているとのこと。)


病気は特別なことではなく、それを抱えた人や家族には日常に他ならない。



その日常は病気の子どもを中心にまわるという暗黙の了解がうまれ、病気でない子どもは後回しになる。愛が違うわけではないのだ。単純に優先順位の問題。

必然的に他の子どもは、病気の子どもを守るという、家族全体の目標のもとに、ノーが言えない子どもになると思われる。

だから妹ちゃんの反逆行動が、どうも違和感があったのだけど…。最後に理由がわかりました。


人の命って答えがないことなんだと思う。

じっくり考えたい方、オススメです。




パパの死から1カ月。

涙で前が見えなくて、
ブログを書く気にもなれなくて、
病気と闘う気もなくなっちゃって。

ダメダメなんです。

信じられなかった現実も、
徐々に現実になってくる。
パパはもう迎えに来てくれないし、
美味しいものを届けてもくれないし、
一緒に旅行にもいけない。
わがままも言えない。

ストライキ
http://blog.livedoor.jp/yukicookie/archives/4301014.html

の時に会ったのが、最後。

あの時は最後だから、待っててくれた。きっと。
きっと怒ってもいないって知ってる。


何があっても、私がパパのこと大好きなのと
同じくらい、パパも私のこと大好きだ。

世界中で一番、
パパに憧れた。
パパが私の誇り。
パパに近づきたいって
いつも追いかけていたのに、
足もとが、崩れ去っちゃったような
気持ち。


いっつも私を特別な場所においてくれたでしょ?
特別なプリンセスの場所。
あの場所があるから、
私はいつも幸せなのに、
これからどうしたらいいんだろう。


パパが一番願ってたことは、
私の病気が治ること。


わかってるけど、
がんばりたいけど、
やる気がなくなってしまった。


どうしたら、
またがんばれるんだろう。