コミュニケーションは全てに共通するキーワード! | いざ現場!救命士のブログ

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救急救命士の独り言です

昨日の朝のブログ!

暖かい朝が続いています
2月は寒さがまだまだ厳しい季節だと思いましたが、やはり温暖化の影響が出ています
この先10年どんな環境変化があるか、本当に一人一人が考えていかなくてはならないと思います


さて3月の2週目は地域の症例検討会があります

各消防本部が持ち回りで実施し年4回開催をしています

今回はうちが担当なので症例を3つとそれに絡めた発表を一つする予定でいます

3つの症例に共通しているキーワードはコミュニケーション

エラーが発生する最大の要因は、コミュニケーションとも言われています
1症例目は司令管制員と出場救急隊とが同じ方向性が向けて 迅速に対応できた事例です

2症例目はドクターヘリクルーと地上隊とでうまく意志の疎通が取れずインシデントになった事例です

そして最後の症例は酔っ払った患者と救急隊とで公務執行妨害になりうる事例です

いずれの症例も年齢も経験も違う隊長が対応しています

コミュニケーションが円滑に行くには、知識や技術はもちろんですが同じ方向性を持った意識の問題が大きくあると思います。
そして何より大切なのがお互いの状況をイメージしそれを言葉に出すことだと思っています

病院のカンファレンスに何度か参加したことがありますが、様々な分野の様々な職種が老若男女問わずに意見をぶつけ合い患者さんのために毎朝議論をしています

この組織文化はどうやったら構築できるのか?いつもいつも疑問に思っています

消防という階級社会の中ではなかなか難しいのかな……と思いますが、患者さんを救うという使命は同じです

思ったことを自分の言葉で建設的に話をするためには何が必要なのかを、最後の発表でディスカッションできたらいいと思います


何でもフランクに言い合える組織風土を作るのはなかなか難しいと思いますが、医療安全の観点からもぜひ知識の共有をしたいと思います


今日は1日 来週の訓練の準備を徹底的にします!

ちなみに 明日は息子の受験送迎のためにお休みをいただきます!


今を生きよう