救命士の病院実習は永遠の課題。自覚をもたないと税金の無駄。。。 | いざ現場!救命士のブログ

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救急救命士の独り言です

金曜日になりました⤵
必死に事務をこなしながらの1週間でしたが、思うように進まず・・・。。

みんなからはパソコンがライオンみたいになってますね💧💧💧と・・・


緊急度に区分けして付箋を張りまくっています💦
画面上部は今週、来週の期限もの、右側はその先の期限もの、下部は今後考えたり政策を思案しなくてはならないもの・・・

貼っては捨て、貼っては捨てで達成感を得てモチベーションを維持しています。


抱えている案件がありすぎて中々満足の行く進捗までたどり着けませんが、どうにかしなくてはなりませんね⤵⤵


さて、今日は救急救命士の資質維持のために行っている病院実習について❗❗


国家資格を有する我々救命士は国からの決まりで一定の病院実習を強く推奨されています。

これは救命士法にもなんとなく書かれていて、医療機関と良好な関係を構築することとうたっています。


実はこの病院実習はどこの消防でも問題として議題に上がっています。

論点は、より有効な実習にするには?
現場活動がより良くなるにはどうしたらいいのか?


ちなみに、結論は自分的にはでていて、要は個々の姿勢、やる気や意識の問題になると思っています。。。
どんなに強制力を発動してもやる気がない人間に何を言っても響かない。。。

きつく言えば、命に係わる資格を有している自覚や資質に問題があるとしか⤵⤵⤵



ある会議で、医師や認定看護など資格更新制度を救命士にも取り入れたらどうかと言ったことがあります。
制度的には医療者の立場の方々からすれば違和感があまりないかもしれませんが、残念ながらこの制度が仮にできたら、制度を盾にして資格更新をしない輩もでてきます。


言ってる意味がわからない方のほうが多いと思いますが、自分で資格取得を熱意をもって志願した人ばかりではないんです⤵⤵

救命士制度が平成3年から出来て、当時は業務命令で資格を取得した方々が多くいます。

25歳で救命士になった職員はまだ58歳。
もしかすると現役の救急隊長もいます。

制度ができて志願者が増えたのは7年後あたりときいたことがあります。


まぁ資格をとるまでは熱意があったけど合格したら右下がりの方々もいると聞きます。



莫大な税金を費やして、病院実習に派遣しても意味があるのか?



議論は永遠に続くと思っています💧💧


ある会議でぶっちゃけて現場の声を言ってしまいました・・・。


理想ばかり、制度ばかり作っても意味がないのでは?


皆さんが考えているよりずっとずっと現場のスキルもモチベーションも低い状態・・・。


議場は紛糾し、質問攻めにあいましたが、最後はみなさん落胆し納得いっていました💧💧💧



病院との良好な関係を構築することは、飲み会をやればいいのでしょうか?

病院からのクレームにひたすら謝り続ければいいのでしょうか?


まったく違うと思います・・・。
少なからず、飲み会は飲み会であって、公私混同はしません。

救命のホットラインで知り合いの先生がでても、他の先生方の全く同じ対応にしていますし、病院からのクレーム対処は事実を確認して建設的に協議をしています。


救急現場は命に直結する一分一秒をあらそう場所です。

一人一人の意識で病院実習はより有益になるのですが、まだまだ時間はかかりそうです⤵⤵⤵