少し動くと汗ばむ陽気です

熊本は大変なことになっていますね…
余震とは言いがたい規模の地震が次々に押し寄せています…
一刻も早く終息し、普段の生活に戻れることを祈るばかりです…
昨日の当直は、少し静かな時間が流れていました

デスクワークははかどりましたが、夕飯時に要請がかかりました…
突然倒れて意識がない…
消防隊と連携して現場に向かいます…
ほどなくして現場に到着。
まだまだ心肺停止になってから時間はたっていません…
声をかける家族…、どうにか救いたい…
目の前には救急病院がありましたが、救命を目ざし、救命センターに向かいました…
目の前に病院があるにもかかわらず、違う場所に行くのはかなり勇気がいることです…
すると、救命センターからドクターカー出場の進言がありました…
隣の地域で始まったドクターカー、近隣とのことで一歩引いて内規を作成と考えていましたが、内規前に使ってしまいました…

しかし、当然ながらドクターカー要請し途中でドッキング…
搬送中の車内では心臓マッサージをしながら、医師による懸命な治療が続きました…
様々な検査をして原因を探していましたが、その途中で我々は病院を後にしました。
幸いにして、患者さんは目を開け、手足を動かせるようにまでなりました…
その後、どうなったのか…
一刻も早く回復することを祈るばかりです…
救急利用の6割は軽症と言われています…
しかし残り4割は入院が必要な患者さんです…
そしてその中の数%には、生死の狭間にいる患者がいます…
今さっきまで普通の生活をしていた方が、突然、心肺停止になり救命を皆が祈っています…
救わなきゃならない命が目の前にあります…
どうにか救いたい…
ただそれだけを胸にみんな頑張りました…
チーム医療

まだまだ、始まったばかりです…