娘と2人、外出先でランチした時の事
娘の離乳食を済ませ、あまりにお腹の空いていた私は、ランチプレートを頼んで食べようとしました
ですが、その時の娘はいたずらモードのスイッチがオンなかなか大人しく私にランチを食べさせようとはしてくれません
ぶちまけられてしまうのも怖いしな、諦めるしかないか…と思っていたその時、隣に座っていたご婦人の2人組が私に声をかけてきました
「ねぇ…お母さんがランチ食べてる間でいいから、お嬢ちゃんと遊ばせてくれないかしら⁉️抱っこしてもいい⁉️」と。
正直、一瞬戸惑いました。怖いニュースも沢山あるから…
でも無下に断るのも、と思い、そのご婦人方の優しい笑顔を信じてみる事に
人見知りしちゃうかもなぁ、泣き出すかも…と思い、ビクビクしながら娘をご婦人方に渡したところ…
なんとまぁ、絶好調
娘は私なんかより、とっくに人の本質をお見通しだったんですね〜
泣き出すどころか、待ってましたと言わんばかりにキャッキャとご婦人達に甘えまくり
「私たちね、以前は児童福祉施設で働いてたのよ、だから赤ちゃん大好きなの❤️」
ご婦人達はそう仰ると、目の前にあるなんでもないオシボリやら伝票立てやらを見事にオモチャ代わりにして、遊んでくれました。
遊びに夢中で、私の方など一瞬も見ようとしないではしゃぎまくる娘
そんな娘の背中を見ながら、おかげでゆったりすぎるくらい満足にランチを食べさせていただきました
その後お二人にお礼を言い、席から離れる時には、「ホント、可愛い子ね❤️ニコニコしてくれていい子ねぇ、嬉しかったわぁ😊もっと遊んでいたかったわぁ😊😊ありがとう‼️」とまで言ってくれて。
うわーん、嬉しいよぉ〜
私の方こそ、お礼をいくら言っても足りないのに〜
もう、感謝感激なひとときでした😌
娘と一緒に生活していると、身内や友人の優しさもさる事ながら、赤の他人の優しさにも沢山出会います
今日のご婦人達だけでなく、電車の中、バスの中、病院での待合、エレベーターの中、スーパーや百貨店でのお買い物の時、飲食店…
ありとあらゆるところで、見知らぬ多くの人たちが娘に優しい笑顔を向けてくれます
その笑顔の温かさと言ったらもう
確かに世間では耳を疑いたくなるくらいひどい事件もあり、警戒することはもちろん必要だし、世の中の人全部が善人な訳ではない。確かにそれはそう。
ですが、世間の人たちが娘に向ける目は、圧倒的多数の人が暖かく、優しさが溢れているのです
子連れの外出時、世のママさんはみんなそうだと思いますが、私も同様に常にアクシデントが起きないでいられるか、周りに迷惑をかけないでいられるか、ヒヤヒヤしています。
そんな時に、見ず知らずの方々が娘に優しく接してくれたり、笑顔を向けてくれると、ヒヤヒヤ緊張してる心に隙間が生まれ、ホッとすると同時に嬉しさがこみ上げます。
あー、世の中は優しさで溢れているんだなぁと、ちょっとした感動を覚えます。
そしてきっと、身内や他人に関わらず、周りの人達のそういった笑顔や優しさが、娘の笑顔と優しさを形成してくれると思うから、そのひとときの積み重ねは本当に有難いものです
下の写真は、娘と遊んでくれたご婦人のうちのお一人。