元同僚が入院するという事で「足がない」ということもあり

運転手兼親族代理で一昨年に母が最期の時を過ごした

(厳密には転院した先の病院で1ヶ月後に亡くなった)

病院に久しぶりに行ってきた。



約1年半ぶりだったけど何か感慨深かったな。



改めて、母は天井を見ながら何を考えていたんだろう?って

久しぶりに感傷的になったりして。

だって母は自分に残された時間を知っていたからね。



母はとても気丈な人だった。



ボクと2人で余命宣告を受けた後も

年甲斐もなく堪えきれずに泣いたのはボク。

母は「しゃあない、寿命や」と笑った。



勝てないわ。



母が亡くなる数日前に言った言葉。

「悔いがない訳ではないけど、もうエエわ」

「兄ちゃん、みんなのこと頼むで」



ホントに勝てないわ。



悔いと言えば、一番は孫の顔が見られなかった事かもしれない。

ボク達3兄弟(ボク・妹・弟)の中で結婚しているのは妹だけ。

ボクと弟はいい歳ぶら下げて結婚すらしていない。



孫以前の問題だ。



特に長男のボクは母に孫の顔を見せられなかったという事を

一生十字架として背負っていかないといけない。

本当に何やってたんだろう、って後悔してももう後の祭り。



取り返しが付かないとはこのことだ。



ゴメン。

ホンマにゴメン。

いつも仏壇の前でそう言ってる。



母は笑ってるだろう。



最期まで母に認められる人間になれなかったけど

いつかボクが死んで、あの世で会った時に

「ようやったな」って言ってもらえるように

これから恥ずかしくない生き方をしよう。



今日改めてそう思った。





ところで。



入院した同僚ですが、田舎から出てきて身内が近くにいないので

年齢的な事もあって(50歳代後半)病状その他、治療方針などを一緒に聞いた。



どうも楽観出来る状態ではないらしい。

脳腫瘍がある程度の大きさになっていて

今すぐ命に関わることはないが

出来れば早いうちにオペした方がいいらしい。



本人はオペに前向きだが、さすがにそうなると

親族の同意も必要という事で

来週、兄弟姉妹を呼び寄せる事になった。



頭の手術なので心配は心配だけど

選択肢としては限られているので

親族の皆さんも同意するしかないだろうな。



ボクは、とにかく頑張って、としか言えなかったけど。

今日は付いてきてくれただけで心強かった、と言ってくれた。

まあ良かった。



同僚といっても、ヘタすりゃ親子ほどの年の差。

案内してくれた職員や、説明に来た看護師のお姉ちゃんは

2人を見てどんな間柄に見えたかな?

まさかカップルには見えてないよね?



そんなことどうでもいいか。

いやいや良くない!



もしかしたら出会いがあるかも、なーんて

淡い、おそらく無意味な期待もあるのでねー(笑)



何言ってんだか。