さすがに駅とは反対だしちょっと来すぎちゃって帰るのに途方にくれていると
『あっれーー?絢じゃん。こんなところで何してんの??』
声のするほうを見ると
『あっれぇ~~みっくんだ!!!そちらこそ何してますのん??』
みっくんは2つ年上の4年生。大学に入ってすぐに私が好きになった人。好きで好きでいつも目で追ってた。
でも、追えば追うほど苦しかった。みっくんの隣にいるキレイな人。みっくんが大事に大事にしてる彼女の存在。
私なんかがかなうわけもないし入り込む隙間もなくて・・・・つらくて・・・・・・。でも、気持ちを言わないままで後悔したくなかった。派手にフラれても。
ー去年の冬ー
『ねぇ、みっくん?絢さ。。みっくんのこと好きだよ??』
『うん。知ってる。ありがとな。でも、絢のことは妹としか思えないんだ。ごめんね。』
わかってた。みっくんが優しいことも彼女が大事なことも、私が妹みたいな存在なこともみんなわかってたよ。
ごめんね。自分勝手に告白して。。。。苦しめてしまった代わりに、私きっぱりあきらめるよ。
そう心に誓った。
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『ん~ガソリンなくなったから入れたの。ここ近いからさ。つーか絢は?駅逆だぞ?』
『ちょっとね。まさかここまで来すぎるとは思わなかったよ。。』
『しょーがねーなぁ。駅までなら乗っけてってやるよ。』
『マジで!!やった☆でもでも、エリちゃん大丈夫??』
『大丈夫!そのエリを駅に迎えに行くんだ。だからお前後ろな』
『は~い。送ってもらえるだけでもありがたい~~』
エリちゃんはみっくんの彼女。もうすぐ奥さんになる人。キレイで優しくて私のあこがれる人。
みっくんに駅まで送ってもらうとエリちゃんがもうついてた。
『あれ?絢じゃん。めずらしいねミツの車に乗るの。ってか久しぶりだね~元気だった??』
『はい~~!エリちゃん学部違うからナカナカ会えないですもんね。。。。もっと絢とも遊んでくださいよ~~』
エリちゃんはアハハと笑うと
『はいはい。今度オネーさんがたくさんかまってあげよう♪』
そう言ってみっくんの助手席に乗り込んだ。それと入れ違うように私は車から降りて
『ぜったいですからね~!!みっくんここまでありがとうございました~~!!!』
そういって、手を振った。
みっくんたちが去っていくのを見送った後、ホームに行くと電車は行ったばかりで、しばらくベンチで待つことになった。小さなため息とともに。。。。。