きっかけはまだ緊急事態宣言発令前のこと。だんだんとコロナウイルス感染拡大の影が迫りつつある中、私たちきものSalon編集部は都内百貨店でリアルショップを展開していました。
「こんな気分のときに会いに来てくださる方に何かできないか」と、バッグハンドルSomeco(サムコ)の開発者・新井典子さんが考えて持ってきてくださったのが「京絞り寺田」の鹿の子絞りでつくったマスクキット。
きもの姿に市販の白いマスクはちょっと残念と思っていた私たちは、さっそくそのマスクキットを元に手作りし、次の日から鹿の子マスクで店頭に立ちました。
すると、そのマスクが大好評! いつの間にか「鹿の子だマスク」と命名され、売って欲しいという声がたくさん届きました。その声に推されてこのたび販売が決定。新井さんが何度も型紙を作り直したという絶妙な立体感が、小顔効果抜群と評判です。
https://www.kateigaho.com/kimono/78150/