日本の新型コロナ死者数の少なさは、BCG接種が関係? | Keymaker

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医者が発言・執筆した内容でも、感染症の専門医でなければ、正しいとは限りません。

BCGワクチンの本来の目的は結核の予防で、とくに小児期の重篤な結核に対して有効性が高いとされます。ただ、麻疹風疹ワクチンとは違って、BCGワクチンが定期接種になっていない国も多くあります。結核に感染している人が少ない地域ではBCGワクチンの必要性が小さいからです。世界的にみて、日本は結核の中等度の蔓延(まんえん)国です。

 結核の予防以外にも、BCGワクチンが効く(かもしれない)病気はいろいろあります。有名なところでは膀胱(ぼうこう)がんに対してBCGの注入療法が行われています。あるいは、花粉症などのアレルギー疾患や結核以外の感染症にも予防的に働くという研究もあります。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASN4B3T16N4BUBQU001.html