飛鳥はシートの上に寝転がりごろごろした。柔らかい草の上に敷いているので感触もとても良いらしい。

 「ん~、それにしても、この傾斜が程良く体を傾けつつうまい具合に花火が見えるんだよね」
 「だな。さてと、奴らのために焼きそばとかの予約でもとってくr」
 「私も行くっ!!!」

 何か食いついてきた。確かに重労働ではなかったので俺だけで行く必要性もないと言えば無いのだが……まあ良いか。

 顔なじみの屋台がいくつかあるので、そこに予約を取ろうと言う腹だ。こうすれば奴らが来た際にすぐ熱くて美味しい屋台メニューがご賞味できるのだ。

 「じゃあ行くか、ほら立って」
 「あっ、ありがと……んっ」

 俺は右手を差し伸べて飛鳥の右手を掴んで立ち上がらせる。立ち上がるとバランスを取り直した彼女はその手を思いっきり払いのける。あ、やばい。

 「ごめん、痛かった?」
 「いっ、いやそんな事じゃなくて……さ、さあ早く皆の分の食べ物をっ」

 両手を握りしめて頑張るアピールをする飛鳥。そういう事でないのなら良いけれど……と言う事で二人は顔なじみのおっさんがいる屋台へ向かった。


 「さてさて、やるわけだな、飛鳥」
 「うん……でも銀璽君、私、やっぱり……」
 「大丈夫だよ、飛鳥ちゃん。数か月だけど、色々頑張ってきたじゃない」
 「なずなちゃん……」

 少しだけ開いた窓から突風が吹きこんできた。書類が巻き上がり、紙のこすれる音や折れ曲がる音が無情に響く。

 かねてから計画を練っていた飛鳥の告白。実はこの二人、ずっと前に会っているのだがそれを信は覚えていないのである。長い長い片思いに、彼が再び戻ってくるという好機、高校三年の夏、ここを逃せば受験戦争に突入して最悪志望校に入れずギクシャクと言う事もある。

 「私……やるっ、きっとやれるよ……!」
 「頑張れよ、飛鳥ちゃん」

 灯也が右手で飛鳥の肩を叩く。ついでに左手で飛鳥のお尻を触ろうとしたので、玲於奈が背負い投げを綺麗に決めてあげた。弓道部なのにやる人だ。


 「ふう、後でちゃんと請求しないとな」
 「あふっ、美味しいよこのたこ焼き」
 「そりゃあ産地直送のさっきまで生きてた生タコ使ってるからな」

 そんなたこ焼きを作っているのはうちの学校の体育の先生。俺らが強引に生徒会の許可を通して『掲示板見ましたと言ったら一個サービス』と言うベタな企画でかなりの高校生客が来たので注文のついでにお礼として一パックくれたというわけだ。

 「にしたって……平和だな」
 「そりゃそうだよ、治安が悪かったら私はこんなところでパトロールなど致しませんっ」

 言いきった。それにしても遅いなあいつら。集合時間から一時間が過ぎようとしている。玲於奈の姿は見つかったがあまりに忙しそうなのでそのままにしておいたが。

 「ねえ、信君……あのさ、高校卒業したら、どうするつもり?」
 「あ、ああ……N大の医学部を受けてみようと思う。一時期は無理かとも思ったんだけど、やっぱりもう一回目指すつもり」
 「凄いね、信君は」
 「目指すだけなら誰でも出来るから」
 「ううん、信君なら出来るよ」

 静かに微笑む飛鳥。何だかなぁと俺は頭をかく。どうにも話がつかめない。

 とうに日は落ちている。花火ももうすぐ始まるだろう。それなのに二人っきりか……

 「ねぇ、信君……いや、信『ちゃん』」
 「っ!!!!??……やっぱり、そうだったんだな」
 「ごめんなさい、最初に会った時から気づいてたし、君も気づいてるってわかってたけど……ずっと言えなかった。あの時の私は最悪な人間だったから」
 「最悪って……お前のやった事は、」
 「どんなに弁明しても、私は卒業生のみんな、いや全校人間にとって邪魔な存在だった」
 「そんなわけないだr」「嘘だっ!!!!!!」

 当時小学校で人気だった若い先生の起こした事件、飛鳥の親が猛抗議した事で大した罪もないその先生は辞職に追い込まれ、皆に愛されていた先生を辞めさせた原因の子供である彼女は大多数の人間にうとまれ結局は学校にいられなくなった。

 飛鳥の頬を涙が濡らす。彼女はあの時以来声をあげて泣く事が出来なくなった。大声で泣けばそれをまた非難されるからだ。『お前が悪いのに何でお前に泣く権利がある』と。

 「私は……貴方が好き、私の事を覚えていても黙っていてくれた貴方が、皆が私を嫌っても、私を嫌わないでいてくれた貴方が、誰よりも頑張っていた貴方が……ごめんっ、さよならっ!!!!!」
 「あっ、ちょっ……」
 「いたっ!!!!!ううっ……」

 下駄の鼻緒が切れ、逃げ出そうと走り出した飛鳥は盛大に転んでしまった。駆け寄り手を差し伸べた信に対し、飛鳥は反射的に手を払いのけた。

 「ごっ、ごめんなさいっ……下駄なんて履いた事なくてっ……」
 「飛鳥……とりあえず、俺は今その鼻緒の修繕は出来ないから……っと」

 信は飛鳥を抱きかかえ、神社前のベンチまで連れて行った。玲於奈の叔母さんから手拭いを貰って、飛鳥の鼻緒を直してあげた。

 「いたたっ、ちょっと、これ結構太いんだけど……」
 「慣れれば大丈夫だと思うけど……」
 「うわ、血が出てる……」
 「はじめてなのに調子に乗るから……ほら、舐めるか?」
 「私子供じゃないもん……うん、ありがと」

 玲於奈の叔母さんから貰ったべっ甲飴(爪楊枝に刺したお手製)をポケットから取り出して差し出すと、飛鳥は黙って舐め始める。

 「ううっ、苦い……」
 「それ焦げてる部分……何であんな事を言ったんだ?あのタイミングで」
 「……………」
 「……言ってくれないと、俺だってどうしたらいいk」
 「断りたいならさっさと断れば良いじゃない!!!!!!!」

 大声を出し飛鳥は俺をにらみつけた。最悪なタイミングで、一発目の花火が打ちあがる。この花火は本格的な花火大会用ではなく試運転と本大会の30分前と言う合図を兼ねている。

 「怖かったんだもん!!!!!信ちゃんが気づいてるかもしれないとか私がした事を実は根に持ってるんじゃないかとか私の事嫌いなんじゃないかとかぁああっ!!!!!!!」
 「飛鳥……」
 「だから結果なんて聞きたくなかった、結果が分かり切ってるのにそんな事聞きたくなんか無かっt」
 「嫌いなわけないだろっ!!!!!!!!!!」

 とっさに叫んでいた。自分の気持ちをうまく代弁した美辞麗句を探していた俺は胸の奥にあった確かな気持ちを声に出していた。

 「あれが同情なわけないだろ!!!!!!俺がああいうの嫌いなの知ってるだろ!!!?深い意味なんてない、それくらいでお前と無理して付きあってたまるかよ!!!!」

 自分でも何を言っているか良くわからなかった、飛鳥が泣いている、それも頭の片隅にただ在るだけだった。

 「別にお前が好きとか、嫌いとか無いけど!!!!!!!無いけど……飛鳥にそんなこと言われて嬉しくない奴いないだろ!!!!!!もしいたら、俺がぶっ飛ばして……して、やるよ……」
 「……………」
 「あの時も今までもずっと俺たちは友達同士だったからきっと俺の見えてないものがたくさんあると思う、それでも……ずっと一緒にいて、それでも俺の事を嫌いにならなければ……その、良いんじゃねぇの?」
 「……ごめんね、怒鳴ったりなんかして」
 「俺も同じだって……でも、お互いに本気は伝わっただろ?」

 俺はにっこりとほほ笑むと……ポケットの中から夏の風物詩を取り出して着火し……はるか後方へ放り投げた。

 「うぎゃあぁああああああああっ!!!!!!!!!!!!」

 バチバチバチバチッ!!!!!!!!!!と遠くからでも認識できる派手な爆竹が炸裂する。と言うわけで望みのものが釣れたわけだ。

 「上手に釣れました~♪(棒読み)」
 「てめぇっ、ピンポイントで俺の股に爆竹って何だよ!!!?」
 「鬼畜ですから」
 「まずいっ、銀璽が女の子にっ、それでも私は銀璽の事愛してるからガチ百合かっ!!!?」
 「本当にあんさんは下ネタしないと息出来ない生物かいな……」

 巫琴がなずなをやれやれと言った目で見るので彼女にも爆竹を投げつけてやった。ついでにその場にいた霧鹿、灯也、なずなにも。霧鹿には華麗に回避されてしまったが。全く何なんだこの人は。

 「でもまあ良かったよ、失敗だったら何のために蚊に刺されながらも頑張ったか分かんないからな」
 「もっと別の事にその労力使ってほしかったがな」
 「でもほらっ、これで一件落着だよ、さあ皆で花火大会を満喫しようよ、ねぇ銀璽っ!」
 「ま、ええか……(うちも彼氏とかほしいんやけどなぁ)」
 「お、みんな集まって楽しそうだな。って事は……」

 玲於奈が巫女の恰好でやってきた。手には大福の山積みされた皿が乗っている。

 「うんっ、成功だよ!!」
 「そうか、良かったな……お、中々じゃないか。今年は金かけたらしいからな」

 この町の守護神を象った花火が上がる。青、赤、黄色、緑、紫、色とりどりの花火が夜空を埋め尽くす百花繚乱の艶やかさ。

 そんな景色に眼を輝かせる飛鳥は……喜びながらも、その両目には涙を湛えていた。



 後日。銀璽が録音した音源にはピンクのもわもわ~んとしたBGMとともにあの日の会話が録音されていた。

 『いたたっ、ちょっと、これ結構太いんだけど……』
 『慣れれば大丈夫だと思うけど……ううっ、血が出てる』
 『はじめてなのに調子に乗るから……ほら、舐めるか?』
 『……うん』
 『ううっ、苦い……』
 「で、感想は?」
 「……とりあえずお前を埋める」



 やっと終わりました、と言うかプロットは出来てましたし、そもそも実体験を使ったところが結構あります。いいですよね夏祭り。欲を言えばもう少しヒロイン視点でドキドキさせたかったのですが。

 登場キャラは全て過去に小説で出したキャラたちなんですが、巫琴だけは別の作品で他はみんなある作品から出ています。

 受験前のあの時のドキドキ(LOVEベクトル)は忘れられないね。あんまりドキドキラブラブしてなくてごめんなさい。ペタしてね

ぺたボタンセカンド、友達が描いた絵です、うますぎる。近々日焼けあずにゃんを書いてくれるとか、下書きが神すぎて私興奮を抑えられませんぜ。
$羅月 ~月影の島~
『ふふん、そうだろう。ルリの毛並みは一流なんだぞ、お前にだけは、その……触らせてやっても良いんだぞ……んっ、あっ、そんなに強く握ったら形が崩れ、きゃうっ!!!』


とりあえず忘れなさい。引用とかじゃなく私の二次創作、夜のテンションで突き進むぜ。


あ、長らく御留守にして申し訳ありません。短編を書き終わって投稿するまで自粛しようと思ってたのですが、それは怠慢ですしそもそもブログのネタ自体は毎日上がってるのでそんな無益な縛りは解除しました、短編は明日にでも公開しますが何かカオスな事になってます。


行ってきました『らしんばん』熊本店、九州発情陸もとい初上陸(もうだめだこのPC)だぜ、ざまあ見ろ九大のあいつ。


開店前は長蛇の列ができていたらしく、友達も並んでたけど前から八番目ってすごいな。でもまあゲームと化して、ああもう!待てば別に立ちっぱなんて大丈夫じゃね?


私も部活終わって行ってきました。流石に何も購入特典残ってないかな思ってたらテレカ(これが一番欲しかった)と油とり紙以外は全部ゲット。しかも私がまだ聞いてないCLANNADのドラマCDがあったので渚と風子を購入。なぜことみだけないんだ、あれあればコンプなのに。

あと2000円以上のレシートでガラガラ(メロンブックスに行かないといけません)、白じゃなくて調子乗ったら下から二番目の小冊子。メロブらしい内容でした(全年齢向けだから大丈夫だよエロくない)

そしてアニメイト行って携帯の画面を防護するシート澪版と天神乱漫(エロゲですがコミックもキャラソンも出ててPSP版出て年齢制限下がったから大丈夫)のストラップを購入。そりゃ佐奈も好きだけどルリの方が好きだからもう一方のやつを買いたかったんだけどなぜか200円高かったんで表ストラップを買いました。裏ストラップ(PSP版で初登場した神様とルリとあと一つ忘れた)は今度買おう。一応超電磁砲も買ってコースターと団扇をゲット、団扇三枚目、ちなみに俺の妹はこんなに以下略。

しっかし、俺の形態はバスクラの先輩のと同じ機種なのにけいおん補正でどんどん差別化が進むな。まあ青のボディだから澪やあずにゃんは合うんだけどね。


そろそろゲームして寝るか。今回は上で言及したルリを載せてみました。強烈な妹が居るから需要があんまり無いらしいですが、中の人成瀬未亜ですし(この人はH2Oの音羽で知ってそれ以来好きになったけど大人の事情で引退、この人と声そっくりな人が最近声優デビューしましたとさ)何か小動物的でかわいいよ。擁護してみる。



$羅月 ~月影の島~
っつってたら俺の嫁(佐奈)が御立腹だぜ。このシリーズは某所で頻繁に使ってる表現です、ちなみに私の嫁ラインナップはナルガ様、ナナ(テスカトリです、水樹奈々様じゃないよ)様、佐奈。まだ増える予定。



なわけで今回はこれっ。前に引き続きゆずソフトの作品『天神乱漫』、ぶらばん!は一作目ですがこれは4作目のOPのフル版。JOYSOUNDには無いからなぁこの曲、悲しいぜ。


あっイラストが被っているんだぞ。これだからお前ってやつは……でも、嬉しいぞ。よしっ良い締め。デレた。
ちょっとやり方が分かったのでやってみる事に。

てか画像の編集雑だなおい。今後頑張る予定です。




ペタしてね

キラVSなのは=圭一VS梨花(ひぐらし)。間違いなく神の力を羽入に展開させた梨花が勝つと見られる(羞晒し編参照)
私は前述の通りきょうちゃんと呼ばれているわけでして、最初はその違和感に戸惑い気味だったのですが最近ではもう慣れまして。



それが一気にブレイクする境界と言うのを破壊しまして。それが今日だっ(正確には昨日)。


Bランク(こじつけ~まだ耐えられる)
涼宮ハルヒシリーズに登場するキョン、キョンの妹以外の登場人物(→キョン)

Aランク(結構ピンチ)
キョンの妹(→キョン)、宮永咲(→須賀京太郎)

SSSランク(死ぬ)
高町なのは(→高町恭也、うわこの人の声緑川さんだ、リトバスでもキョウスケの声やってたからきょうちゃんだよ)


とりあえず覚えてるのはこれだけなんですが、一時期適当に聞いていたドラマCDのヒロインがどいつもこいつもキャラをきょうちゃん言うもんだから私はオーバーヒートしましたとさ。


くそっなのは(ってかゆかりん)がこんなにも強烈だったとは……春原芽衣が兄貴を『お兄ちゃん』と呼んでるのも結構ダメージでかかったのに。

梨花ちゃま(ひぐらし)は腹黒が前面に押し出されてて羽入が可愛すぎるのもあってまだディフェンスが可能だったけどこれは対処できないっ。


こんなんで試験大丈夫なのかね?
「ええと、おほんっ、皆さんご注目!!!!」

 慣れないノリが見え見えの発言をこの7月の無駄に暑い放課後の気だるい時間帯にかましてくれたのは、うちのグループの一番の古株、と言うかこのグループの創始者、柊飛鳥(ひいらぎあすか)。

 このコミュニティ、『風紀委員会』と名は付いているが基本的に部屋一つ貸し切って冷房の効いた部屋でひたすら自分の好きな事をやる。学校の認可を得ているのも頭の固い生徒会に代わって色々と学校の運営を取り仕切っている彼女のお陰であり、感謝せずにはいられない……らしい。

 かたや俺は今年の四月に転校してきた健全な高校三年生、さっきまでギャルゲー原作の漫画読んでました。後悔はしていない。

 「何だよ飛鳥、もういいぞその先言わなくても」
 「そっ、そういう事を言わないでもらえるかなぁ信君。えっとですね、今週の日曜、立花神社で夏祭りがあるのですよ。色んな催しがあって」
 「最後に花火大会だろ?さっきの時点で読んだ」

 そりゃあ誰だってでかいポスター持って入ってきた知人がいたら知人の顔よりもポスターの内容に眼が行くのは当然だ。それが飛鳥はたまらなく気に入らないと見た。説明好きか。

 「とにかくっ!!!私らは風紀委員なんだよ!?こんなにも治安が乱れるイベント取り締まらなきゃ駄目なのっ!!!」
 「いひいあふあ(一理あるな)」
 「スルメを加えたまま喋るな銀璽」
 「へほあもはべふ?(玲於奈も食べる?)」
 「……頂こう」

 いや食べるのかよ、と言う光景にももう慣れた。萩原銀璽(はぎわらぎんじ)と立花玲於奈(たちばなれおな)、それぞれ剣術と弓術に秀で二つの部は二人のお陰で全国の舞台で活躍した。そんな二人も助っ人なわけで、何でこんな部に居るのかと言うのはあるがそれは聞いてはいけないらしい。

 「中々楽しそうですね、私は乗りますよ」
 「そりゃお前、高校最後の夏だし行っとかないとまずいっしょ」
 「私も行くっ銀璽と一緒に腕組んでっ!!!」
 「う、うちも行きたいな……」

 笑顔の張り付いた亀梨霧鹿(かめなしきりか)、ナルシストな塞葉灯也(さいばとうや)、オープンな早瀬なずな、この前兵庫から転校してきた火野巫琴(ひのみこと)。この男女比のぴったりな、ただカップル成立1組の不思議なメンバー、やる時はやる、そのやる時がなかなか来ないこの集まり。

 「ただ試験も終わったけど三年は受験者集会やった後だから、絶対に羽目を外す事があってはいけないのです。んじゃ信君、許可の申請は任せました」
 「やるなと言われてもやるんだろ」

 俺、葛城信(かつらぎしん)は今日も皆のやりたい事を執行するために、どこで鍛えたんだかわからない文才を振るうのだった。


 行燈の静かな光が周囲を照らすなか、神社の石段を俺は下駄の響く音とともにゆっくりと登っていた。この場所は町でもかなり山の方にあるので、振り返れば夕日に赤く染まる海が見える。

 子供たちの無邪気にはしゃぐ声や屋台の熱気、そんな空気感に俺も思わずほころんでいた。こっちに来てから約4ヶ月、ゆったりとした日常はそれなりに悪くない。

 進路は決めてある、その目標に十分な成績と言うわけではないが、この場所でならそれでもあまり気にならない。肩の重荷が取れたとき見えてくるものもあるのだから。

 待ち合わせの場所にたどり着き、周りを見渡す。まだ誰も来ていないようだ……と、忙(せわ)しなく鳴く蝉の声に交じって慌ただしい下駄の音がかつかつと近づいてきた。

 「あっ、居たいたっ……うっ、後光が眩しすぎる!!!」
 「あのな、お前だって浴衣だろ……」

 折角なので去年まで毎年使っていた青と緑の浴衣を着てきてみたが、割と高評価で安心した。大きな敷物を背にした彼女は風呂にでも入ってきたのか、髪につやがあり頬が上気している。ピンクのゆったりした浴衣は彼女の白い髪と相まってとても優しい美しさを醸している。

 玲於奈は名字が立花であることからも分かる通り、この祭りを取り仕切っている家の人間なので少し忙しいらしい。と言うわけで、他の7人で待ち合わせをしているくだりなのだが。

 「とりあえず、許可は取ったけども……はい、腕章。」
 「おおっ、盾と剣っ!さっすが風紀委員」

 二人は器用に腕章を装着する。これを付けていれば、周囲もあまり大きな事は出来ないし、そもそも自分らだってあまりはっちゃけられないのだけど。

 これでも高3の身で祭りに出られるだけましなのかもしれないが。

 「今日はさっきも連絡したとおり、ゴミ拾いとそれに関連した花火の回収、治安の維持、その他もろもろをやってもらう」
 「……めんどい」
 「そう言うな……ん」

 携帯が鳴っている事に気づきメールを確認する。ここに来るまでに3通も来ていたみたいだ。

 全部男からのメールで、口をそろえて『少し遅れるから来てるメンバーだけで回っててくれ』だそうだ。来ているメンバー……男は俺だけじゃないか。

 「もしかして……皆遅れるみたいな?」
 「また勘の鋭い……そうだよ」
 「あの……こっちも、なんだけど」
 「マジか……仕方ない、まずは花火大会の場所取りだ、そんな事まで玲於奈に任せられない」
 「うん……」

 う、何か乗り気のない返事。軽くテンションが下がる。ごめんよ唯一の生き残りが私で。

 「まあ、後で合流できるだろ。どうせ暇だし」
 「そう、だね……さてとっ、敷こうか!!」

 この町の人はのどかなのであまり場所取りなどやったりしなかったりする。と言ってもやる人は波風立てないにしてもやるので、うちら風紀委員メンバーは去年からこの定位置をキープし続けているらしい。

 しっかり敷物を広げて、その辺に落ちていた石を四方に乗せて固定する。




 つーかここでギブアップ。今魔法少女リリカルなのはドラマCD聞いてるんですがなのはとフェイト(小3世代)が可愛すぎるので思考が炎上しました。キャーなのはがきょうちゃんってキャー(13分くらいです、私は部活ではきょうちゃんと呼ばれています、死なないわけがない、つーか死んでもいいや。くそ先輩この事実を俺に隠してやがったな)。もう一回聞くか、ってそんな事しないで勉強しなさい羅月さん。
 おいそこの俺に対して引いてる奴お前も聞いてみやがれ萌え死にするからっ。

 いやでも頑張るよ私。だから期限は過ぎちゃってるけどもう少し待ってよね。まだ伏線すら張ってないから(と言うか意図的に伏線を後に持ってきている)ここで切っても大丈夫なはず。

 そして皆も萌え死になさい。なのはまだ一話も見てない俺が言うんだから間違いないじゃないか。イラストも可愛いよマジで。

$羅月 ~月影の島~
今日朝から『禁書目録』に手を出してみました。いやぁ、インデックスたんしか見てなかった私にはあの一話も中々新鮮でしたよ。

にしてもインデックスはいい子なのか悪い子なのか微妙なライン。上条さんの家計を圧迫してるのは間違いなくこいつだから。冷蔵庫ストップして全滅した野菜のサラダを美味しく食べる姿は健気で可愛いんですが『疲れをとるために酸味を加えてるのがミソだよね』的発言は何か痛すぎる。


今日は朝から快晴(厳密には雲二割五分くらい、これは晴れ扱いですからね)だったのに夕方急に大雨。昨日の反省を活かして急ピッチで帰宅し洗濯物取り込む。本降りが私の帰宅する十秒前くらいで、まあこれは幸運と言っていいのか。

その後部活ですけど、雷鳴が何度轟いた事か。雷キャーは中学校から今の今まであるんですが、イカした萌えポイント。


ここで男の立ち回りが大きく影響するんですが、ここで女子よりキャーだと概ね冷めるのでご注意を。


何の話だ。今日は昨日リードを新調してみたんですがこれがすごくいい。これぞ私が望んでいたレスポンス、もう音がかたいなどとは言わせない。

と言いたいのですが、そのレスポンスと引き換えにリードミスが激しく昨日の時点ではまるで吹ける状態じゃなかったのですが。当然反応が強い分息を余分に使うので今のままでは重い曲に流用出来ない。

今までの薄いリードとは根本的に異なる品質のリードなので(ただバンドレンの3半なのは一緒)、慣れないと曲はできないよなぁと。




超電磁砲のfripSide南條さんも神だけどこっちも凄い。何でとあるシリーズは何から何まで神なのかっ。原作さっさと買えよと俺の悪魔がわめき散らす。
こんな感じで着実にアニメ部門を開拓(掘削)していく羅月さん、私の勧めるアニソンは一般人でも普通に聞ける所が良い所。
$羅月 ~月影の島~
インデックスたん可愛いよマジ。とりあえず腐りかけた食料はこいつに。
濡れ場に遭遇して来ました。


てかね、あれは俺が『不幸だぁ~!!』とかじゃなくて完全に俺が悪いのよ。


朝からずっと雲ほとんどない晴天で絶対かさいらないだろうと外出して(しかも布団まで干してた)そしたら誰かの陰謀としか思えないでかい雨雲が南西(なんせー)から急接近。万歳(マンセー)!!!!


東横インでWi-fiやってた私は止むのを待つとか考えず、とりあえずホテルのフロントでPSPやってる状況が気まずかったのでさっさと帰る事にしたんですが。


俺が外に出て自転車が軌道になりだした瞬間、『今度は雨量も40割増しだよ~!!!!』(出力500%)(内輪ネタ)


おっそろしいくらいの、ってか熊本来て一番のスコールに襲われました。エンドオブハートです、もう何かそんな感じ。俺のライオンハートがずったずた。これは何のクライム&ペナルティ?何か文句があるなら(キア)ストレートに言っちゃっていいよ(もう良いよ、ちなみに全部FF8の主人公の技だったりガンブレードだったり)


とりあえず停留所に逃げ込んで服を搾る私。そして後ろを見ると……さっきまで私が居た場所が晴れてました。

つまり私は逃げていく通り雨を必死で追いかけていたわけだ。それなんてギャルゲ?って状況ですよ。

うおおおおおおっ!!!!!!!!!正味二時間南熊本とか熊本駅前の南西を探検して何も収穫が得られなかった私に最悪の仕打ちが。古河さぁああん岡崎さんがヘタレだから風邪ひいちゃったよってくらいの。

ズボンも濡れ濡れだから当初予定してた半ズボンも買えないし(だって商品が濡れるじゃん)、そこはかとなく最悪です(風子的に)


ただアニメイトには行った。学園キノの四巻(この異端シリーズ漫画化するんで良かったらそっちもどうぞ)と超電磁砲の2巻と買いました。本命の超電磁砲団扇もゲット、これで悔いはない。後また買う機会があったら『俺妹』にするかな、妹の声は竹達さんなのだ。あずにゃんに罵倒されたい方はお勧め、なのか。そんな感じ。


そしてマツキヨの売り上げに貢献し、ゲーセンでスって(500円くらい)帰宅しシャワーを浴びる。これで夜もバッチシ。


ん、夜何をするかって?部活してやんよ。丸ちゃんフレンズみたいに夜の情事を成就する上手な勝負をする彼女はいないのでね(多分口にしたら噛む)


今日出会った人、Asaxの45th、Tuba41thのあの先輩。特に後者、ほんの少しとは言え邪魔して失礼しました。いやほんのすこしだからね、挨拶しただけだからね?そんなバスパートの先輩俺を最悪な何かを見る目つきでちげるむごぐぅうぁああああっ(昇天)



羅月 ~月影の島~
画像は偶然ありましたバクフーン×スコールです。かっこええ、HGかSS買えばジョウト御三家も手に入るんだが今はそもそもDSが無いからなぁ……
3DSを買うまで俺はブラックとホワイトは我慢する。ああそうさ、きっと発売したらDSもろとも買いそうさ。


精神状態がまずいのでこの場所で手酷くオタクがバーストしてますね、ただ知らない人は知らないからいいのか、どれが何だかわからなければ別に。
こんなん今まで見たことなかったんですが。



いやぁ、順位はそんなでもないからスルーしてましたが、このブログには月に4ケタもの方が身に来て下さっているのですねぇ。


本当に感動です、こんな私の書いた日記をそんなに多くの人が(と言うと語弊がありますがね、同じ人が見ている可能性も考えてます、それでも沢山の人が見てると思うのですよ)見て下さってるなんてっ。



物書きとしてこんなに幸せな事はありません。と言っても私はこのブログを義務でやっている概念はないのですが。


見てくれている人のために、もっと見ている人が楽しめるようなそんなブログを書いていけたらな~と思ってます、いや今あらためて思いました。



と言うかこのアメーバのメリットは下ネタを書いても私の社会的地位はそこまで変動しないと言う事なのさうへへへへ。



ただなぁ、7月末には結構手広く公開する予定なのでそうしたら自重するかも。
↑そんな話を四月にしてましたが一切自重していないのできっと大丈夫です。
久々に短編の依頼が来てましたが。

これを受ける余裕が今少しないので、今日の夜には頑張って上げるつもりなので待っていてください。


別に知り合いからの挑発的な内容だからって無視したりはしませんので皆さん私を見捨てないで。


こんな感じで私の忙しさによってはすぐにレスポンスを発揮できない事もありますが、必ずと言っていいくらいやるので皆さんどしどしどうぞ。
この手の話を余裕でするようになったのは恐らく『BLOODY MONDAY』とか『生徒会の一存』とかの影響が大きいのだと思います。


あ、記事の大半を書いて私は思いましたのでこの言葉を挿入させていただきます。
『エロゲはエロ目的でやるもんじゃありませんっ』

と言うのを踏まえたうえで。


ちなみに最初に触れたのはゆずソフトの『天神乱漫』なんですね。メインヒロイン’sが伊藤静だったり後藤麻衣だったり成瀬未亜だったり色々豪華でした。PSP版で新キャラ交えて移植されたので気になる方は買うべし。


きっかけはニコ動で『ドラマCD』で検索した時に上に出てきた特典ドラマCDがそれだったんですが、それはそれは原作が気になるじゃないですか。運命とは時に面白い賽の出目を出す。



最近そんな私が気になっているのはアニメ化もされた『祝福のカンパネラ』、『こどものじかん』をとりあえず見終わった私としてはメインヒロインのミネット(こじかのミミちゃんと同じ人が声やってる話は以前しましたが)が非常に気になるのです。


体験版もやってみたんですが、Hシーンダイジェストがミネットだったんで全部見た私は完全にハートブレイク。ここで前述の記述が生きてくる。


『創られた』人形であるミネット、自分の幼い体型にコンプレックスを持ちつつもレスター(主人公です、ミネットにパパと呼ばれている)を愛してあげたい、愛してほしい、そんな彼女の静かで優しい想いが見て取れます。

誤解防止のために言っておくと、当然エロいです(まあ私はそんな事微塵も感じませんが)、ただ気持ち悪いわけではないはずなので、一度やってみるのを私は強くお勧めします。これは個人の好みですけどもね。


後この作品体験版の本編が無駄に長いので(本編を見終わった状態でボーナスのムービーが見れる)、起動したら放置しててもいいかもです。だって本編はミネットが目覚めるまでだもの。しかも一部たるいし。と言うのは私の主観ですが。サルサとリトス(後藤麻衣もっと弾けてる方が好き、成瀬未亜凄くいい)とかアニエス(バカテスの美波の人だよここ大事)とか優秀な人材もそろってます。


ただ……明らかにメインヒロインのカリーナはあんまり好きじゃない。別に悪女とかじゃないんだけどね、どうもキャラが弱い。


異常、いや以上、羅月さんのエロゲダイジェストでした。