不登校歴1年、引きこもりストで全く外出出来ない中2息子が、やっと数ヶ月ぶりに学校のカウンセリングに1回行ったところだったのに、眼の病気「ぶどう膜炎」に罹り、否応もなく、人目の多い大学病院に紹介され、通うことになったお話の続きです。
ぶどう膜炎と診断されたと同時に夜だけ毎日熱が出ていた息子は、眼科の医師に首をかしげられました。
「ぶどう膜炎は、普通、熱は出ないのですが。。
膠原病や免疫疾患の症状でもあるので、膠原病内科にも行ってください」
でも、、内科に行ったら
「15歳未満ですので、小児科ですね」
これって、日常、風邪をひいたときなども中学生は困りますよね。。ウチの息子は特に嫌がります。内科でも診てくれると良いのに〜
これにより反抗期思春期息子は、ラブリーなミッキーマウスの壁紙の小児科の待合室に1時間以上座ることになりました。
マスクした口元が小さい声で
「なんでこんなトコにいなきゃいけないんだよ」
とブツブツ言い続けていて、あきらかな仏頂面
小児科の診察では、さまざまな普段の生活を聞かれました。
『何年生?学校はどこ?』
「中2です。学校は、、〔ちらりと横にいる私を見てから〕〇〇中学です」
『部活はやってる?』
〔また私を見てから〕
「あ、、えと、〇〇部です」
『毎日運動してるの?』
「いや、あの、、あまり最近は行ってなくて、、」
『ん?それは今、熱が出たりしてるからってこと?』
「いや、あの、、前からあまり、、行ってない、
、感じです」
せんせーい、あまり深く突っ込まないでー!
隣に座る私もドキドキでした
結局、息子は学校に行っていないことを隠したまま。。
息子のプライドを傷つけないため、私もその場で言い出せないまま。。
ただ、不登校生活を始めて以降、酷い便秘くんになっているので、それだけを私から補足しました。
出ない、と言うより、出たくなっても本人が我慢してしまうのが原因のようですが。。
いろんなことに、自分からブレーキを掛けてしまいますね
息子と私の息つまるような診察が終わっても、原因はわからずで、また採血と心電図を追加検査に回ることになって終了。。
検査の結果を10日後にまた聞きにいくことになりました。
それ以外に、眼科を毎週1度受診することにもなっているので、学校に行かない息子が、否応なく病院に通う生活が始まりました
大学病院での人の多さと待ち時間の長さは、
電車に乗って学校に通うことにも劣らないハードルの高さで
引きこもりストに新しい試練が課せられたのでした
学校は、嫌なら今日は休む〜、とか出来るけど、
病院の予約はそうもいかないので、
家を出る前の葛藤がすさまじいのですが。。
私は毎度、無の境地で、それを聞き流しています。言わなきゃ気が済まないみたいなので、
敢えて口を出しません
ぶどう膜炎を発症して3週間が過ぎ、
検査の結果は出ていないものの、
今は熱は出なくなりました。
学校ではないけど、週一で外出することになったので、これを怪我の功名と出来れば良いかなと思っています。