先日、ブルーベル・ジャパンで開催された「パルファムソムリエールによる、香り美人レッスン」に参加してきました。

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「10月1日は香水の日」というのを知っていますか?
平安時代の宮中行事から始まったと言われる「衣替え」。当時は衣に焚き染める香のかおりも変えていたんだとか。素敵!!
日本ならではの美しい習慣を大切にし、気持ちを豊かにする香水の魅力を広く知ってほしいという思いから「香水の日」は制定されたそうです。


確かに、香水って本当に気持ちを豊かにする!香りって記憶に残るし、印象も変わる。
だから私、香水って大好き。


今回のイベントでいろいろ香水について教えていただいたのですが、まだまだ香水について知らないことがいっぱいでした。


今回香水の魅力をたくさん教えてくださったパルファムソムリエールの方。

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香水は、あたためられることでよりまろやかに豊かに香るそう。肌の上で花が開くイメージ。
さらに下から上に向かって香りが立ち上るので、足首につけるのもさりげなく香らせたい時にはオススメだとか。

逆に印象づけたい時には、ウエストより上につけるのがオススメ。
特にオススメなのは肩!!ジャケットを脱いだ時にフワっと香りが立ちあがるんだそう!これ即やるべき!


つけ方は、15cmくらい離してつけるのが1番キレイにつくそう。そして1ヶ所につき1プッシュが鉄則!


そして、意外と知らないのが香水の保存期間。1年で使い切るのがベストだそうです。知らなかったー!!!!



そして香水の関する知識を教えていただいた後、素敵すぎるLANVINの香水たちを紹介いただきました。

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ところでLANVINってどんなブランドかご存知ですか?
創始者はジャンヌ・ランバンという女性で、かなり古いパリのブランドなのです。
22歳という若さでエルメス本店の隣に帽子店をスタートさせたというすごい人。


ジャンヌ・ランバンにはマルグリットという1人娘がいて、産着の時からオートクチュールの洋服を着せていたそう。
そんな娘が帽子やで走り回っているのを見た顧客から、自分の娘にも・・・とオーダーがあり子供服をスタート。


LANVINは「愛から生まれたブランド」と言われるように、ジャンヌ・ランバンの娘への愛がブランドを象徴しているんです。
そんなLANVINから初めて香水が出たのが1927年。娘マルグリットが30歳の時に作ったもの。

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このLANVINを象徴するシルエットも、創始者ジャンヌ・ランバンと娘マルグリットの実際の写真をマークにしたもの。
この香水に初めて配されたマークですが、LANVINはマルグリットが全てのミューズなのです。


この香水の名前は、ハーモニーという意味を持つ「アルページュ」。
音楽家だったマルグリットのために作った香水です。



ちなみに、香水を味わう時のポイントは3つ。
①ネーミング・・・その香水につけられた名前を理解すること
②デザイン・・・香水のボトルは、絵画と同じように美術館に並ぶような芸術品であること
③香り
この3つが揃って1つのストーリーに。



LANVINの素敵な香水たちの中から、パルファムソムリエールの方が私のために選んでくださったのが「エクラ ドゥ アルページュ」。

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エクラというのは、「光」という意味なので、「光のハーモニー」という名の香水。
アルページュの丸みを引きついたデザイン。

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ボトルにある2つのリングは、LANVINの伝統と未来のLANVINをつなぐもの。


香りはたおやかな香りでバランスが良くピオニー、ライラック、ピーチブロッサムの香りなどが調合されています。



パルファムソムリエールの方が私のために選んでくださった理由は、
「エクラ ドゥ アルページュ」のたおやかな香りが私のイメージに合うということや、
私の好きな色がやわらかい色ということだったり、好きな花がピオニーであるということなどから。嬉しい限り!!!

また、結婚したことからも家事の時などにはボディローションで軽く香らせたりなどがオススメだそう!
シャワージェルやボディローションとあわせて香水を使うことで香りのレイヤリング効果があるんだそうです。

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まさにたおやかという言葉がぴったりのこの香りがとっても気に入って、
最近は「エクラ ドゥ アルページュ」ばっかりつけるようになったのですが褒められ率が抜群にアップ!!


誰からも好かれるバランスのよいさわやかで甘みのある好感度の高い香りなので、
本当にどこにつけていっても間違いのない香りです。
特に、旦那さまのご両親に合う時や、きちんとした場所につけていきたいなーと思います。




その他の香水も軽くご紹介!

■ジャンヌ・ランバン

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創始者のネーミングがついた香水。ジャンヌ・ランバンはいくつになってもかわいらしいチャーミングな少女性をもった女性。
ボトルもドレスを着ているイメージで、布のラベルがついためずらしいもの。

香りはベリー、ホワイトフリージア、ムスクなどの大人なかわいさをもった香りでした。



■ジャンヌ・ランバン クチュール

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この香水のためだけにデザインされたグログランリボンをつけた昨年出たばかりの新しい香り。
ボルドーワインのような芳醇な、知性を感じる香り。

ベリー、バイオレットリーブス、マグノリア、シダーウッドなどが調合されたディナーやお酒のシーンにぜひまとってほしい香りです。




■マリー・ミー!

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リボンを表現したボトルは、上から見てもリボンの形。

ガラスのカッティングも美しいし、アールデコのイメージのキャップも美しいl。


この香りをまとう女性は、思わず異性に「Marry me!」と言わせちゃうような高揚感を感じるチャーミングな女性の香り。
ビターオレンジ、ジャスミン、ローズなどが調合された、周りにいる人までうっとりするような吸引力のある香り。



■ミー

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LANVINの香水の中でも、最も新しい最新作。世界中がグルマン系の香りにLoveなんだとか。

グルマンノート、ブルーベリー、チュベローズ、リコリスなどが調合された自分を表現する香り。




ちなみに・・・、香りを試すために吹きかける紙は「ムエット」という名前があるそう。

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このムエットも、素敵なものが多くコレクションしたくなっちゃう!!!



本当に香りって人の記憶に残るし、自分自身の気分も上がるとっても大事なもの。
これからも上手く香りを取り入れて、魅力的な女性でいたいなーと思うのでした。