第一弾、第二弾とお送りさせていただいた
うっとりプロジェクト。

第一弾、第二弾にお送りしたお二人より、
お礼のメッセージをいただきましたウキャキャ

手さぐりの中で始めたこのプロジェクト。
正直、本当に大丈夫なのかとか、
いろいろ考えることもありましたが、
受け取った方からのお礼のメールを読んで、
やってよかったなって思いました。

第二弾でお送りした、
いわき市にお住まいの方からのお礼メールを、
ご本人に了承いただきましたので、
紹介させていただきたいと思います!

被災地の現状などもわかると思いますので、
ぜひ読んでいただけたらと思いますキラリン

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3月11日から始まってもう1ヶ月ですが、
福島県いわき市に住む我が家の生活は地震で一変しました。
まず、原発の水素爆発による避難命令がでたこと。
これで、うちにはうさぎとわんちゃんがいるので、
電車も止まっていたこともあり、
車に乗って群馬の親戚の家で1週間生活させてもらいました。

しかし、その頃には群馬でも計画停電が始まっていたり、
親戚のおうちにもプライベートや生活もあるので、
これ以上迷惑をかけたくないと家族の中で両親だけがいったん、
いわきの家に帰って貴重品などを取りに帰ろうということになりました。
うちには17才、23才の妹がいたため、
放射能汚染の可能性がまだあるうちは、子供は危ないからということで、
しばらくは両親がいわきの家を守ってくれていました。
しかし、いわきでの生活はとても想像しがたいものでした。
後から聞いたのですが、
母が心配させまいと思って子供の私には全然大丈夫としか言ってくれませんでした)
町は真っ暗で、人は誰もいないゴーストタウンでスーパーは閉まっていて、
家から10キロ先の家は津波で流されていました。
近くの小学校には800人もの人が家を失っていたため、
母は自分たちは家があるだけ幸せだと思っていたそうです。

いわきでのこの1ヶ月の生活は、
朝おトイレ、お風呂に使用するお水を自衛隊さんからもらうためにゴミ箱に
たくさんお水をいれてもらい、重いので、これを1日5から8往復します。
食事も配給制で、小学校にいる家のない人が中心であったため、
私たち屋内退避者(家だけは無事だった人たち)のぶんは、
おにぎり1個、パン1個、ペットボトルのお水が1個
1日2回配給されましたが、
これも2、3時間寒い中で立ちながら待ってやっともらえたようです。

夜は余震がこわかったようで、
食器棚、本棚は全て倒れてしまっていたのですが、
掃除をしてもゴミを収拾しにきてくれないので、
ごみを出せませんでした。
家の中がごちゃごちゃだと気持ちまで、沈むので、
せめてできる範囲で奇麗にして、
少しのスペースで両親達は朝から晩まで生きるために
その日のことしか考えられない生活が続いていたそうです。

その後、父がたまたま放射能測定器を持っていたため、
毎朝、ちょこちょこ計るうちに、普通の無害なレベルまで下がったようで、
妹達はいわきに帰りました。
それからは、余震が来るたびにこのような断水生活が続き、
衛生的なお水でお風呂に入れなかったため、
ウエットティッシュで体を毎日ふいて過ごしました。

電気が通るとマキアのブログが読めるようになり、
みんなの活動を知り、お願いしたところ、ゆきんちょ様を始め、
多くの方の協力のおかげで、久しぶりに贅沢なお化粧品のプレゼントを受け取りました。
受け取った時は、嬉しくて嬉しくて、
母もずっと我慢していたものがぷつりと切れたように、泣き出しました。
丁寧に包装された包み紙に、温かいお手紙、
そして、1ヶ月以上ぶりにお化粧してもいいんだってゆう安心感が心の中に広がりました。
そのあとは、今小学校にいる人は100人くらいに減ったので
多くの方はいわきをもう出て生活しています)、
小学校にも幸せを分かち合いに渡しに行き、
みんなで幸せになりたいねと母がいい、お化粧品を使わさせて頂きました。
生まれてから初めてこんなにメイクやスキンケアをしなかったので
スキンケアできた時の感動は、
言葉では言い表せない程気持ちが潤って行くのがわかりました。

そして、やっと前向きに現実としてとらえることができるようなったように思います。
高校生の妹は、14日から学校が始まりましたが、
クラスの結構なメンバーが転校してしまい、寂しさや不安を覚えていたようなのですが、
自分はいわきが好きだから、
大学進学するまでのあと残り少ない1年はいわきで過ごしたいと決め、
今朝も学校に通っています。

この地震で多くのものを失いました。
奇麗だったガーデニングのガーデンも、
放射能汚染されているため、素手で触って直すことができません。
でも、少しずつ、少しずつ、我が家、そしてうちのご近所の残られている方、
小学校に住んでいる方は、復興とともに、ようやく心に余裕がでてきたために、
現実を見て愕然としている状況かと思います。
それまでは、明日生きることで精一杯だったので。

いわき市の多くの方が、今、今後の生計の立て直しの見込みが付かず、
途方に暮れたり、不安を覚えています。
でも、そんな時に、みんなでお化粧品を分かち合って、
楽しいおしゃべりができて、前をむくきっかけを作ってくれたのが
ゆきんちょさまのプレゼントであったことは、ご想像していただけたでしょうか?
お世辞でもなく、大げさでもなく、
本当に嬉しいという言葉では、表せない心をそっと包んでくれる温かいクッションのようで、
サポーターのような感じです。

そして、屋内退避で家の中でできることが限られていたのですが、
今までと違って心にゆとりができて、
少しでもいいから片付けて行こうと部屋の片付けや、
小学校にボランティアに行ったりしています。

笑顔で渡すと笑顔で返してくれる。
だから自分も笑顔でいようって母がいつも言っています。
その母に笑顔をくれたのが、ゆきんちょさまのプレゼントであったこと☆
そして、我が家の中で少しずつ何かが変わって行ったのが嬉しかったです。
本当に、本当に感謝してもしきれないほど、感謝しています。

ゆきんちょ様の「一緒に頑張りましょうね」って言葉が嬉しくて、嬉しくてまた泣いちゃいました☆
本当に、どうもありがとうございました。
重ねてお礼申し上げたいと思います。
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誰かを笑顔にできたという喜び。
本当にやってよかったと思います。

ご協力いただいたみなさま、
本当にありがとうございましたキラリン

明日第三弾を発送します!
また、誰かを笑顔にできたらいいなと思いますラブ

ニコちゃんMAQUIAうっとりメンバーとして、

美容で被災地の方たちに元気を与えたい!

と企画中コスメ

プロジェクト趣旨:http://ameblo.jp/snowflakes1023/entry-10839933099.html
 
記事一覧:http://ameblo.jp/snowflakes1023/theme-10034741453.html