生まれてくる命があるかと思えば、
自分の夢も何も描けずに戦争で亡くなる人もいる。
大金持ちでも、自分の暮らしを豊かにすることだけに
終始している人もいれば、私財をなげうって、
世の中のために学校を建てたりする人もいる。
平々凡々に兵隊蟻で一生を送る人がいたり
悠々自適に、農業で自給自足の生活を送る人がいたり
同じ農業でも、需要を見極めてピンポイントに
お金を稼ぐ人もいる。
世の中の幸せの8割はお金で買えると言うけれど、
残り2割はお金ではどうにも出来ないことがある。
人の生き死にと人の心。
お金で心は変わるかもしれないけど、
死にゆく人間の寿命はお金で買えないし
生まれてくる子どもの命をお金では作れないし。
生きていて、雨風しのぐ住む家があって、
家族が普通に元気なら、それだけで良いじゃないか?
戦争で理不尽に住む場所を焼かれ、壊され、
そればかりか家族の命を取られ
自分の命まで脅かされていた時代を思えば、
私達はどんなにか幸せか、
戦争を知らない子ども達の私は
終戦を迎えるお盆の時期はいつもこんなことを考える。
長いお盆休みの後は、
列車に飛び込んだりする人が多い。
人身事故で、列車は運休。
自殺をする人は、今目の前にある選択肢しか
絶対に無いと思っている。
でも、実際にはそうではない。
そんなに人生が苦しいのなら
ちょっとリタイアしてから、
次どこへ向かおうか、考えたら良いんだよ。
自分の置き場所を変えてみれば、
違う未来が見えるはず。
心がしんどいときは、ささやかで良いからワクワクする事を
やってみよう。
大好きなチョコレートを食べる。
好きなアクセサリーを買う。
大好きな縫いぐるみを思い切って買ってみる。
新幹線の切符を買って着の身着のままで旅に出る。
行きたかった神社やパワースポットに行ってみる。
美味しいかき氷を食べる。
温泉に行く。ソフトクリームを食べる。
テーマパークに遊びに行く。
好きなアイドルのコンサートに行く。
他に何があったかな?
まだまだこんなにやり残したことがありますよ。
いつでも逃げていいし、いつでも逃げられるんです。
だから命だけは、ぼちぼちつないでいきましょう。
心がしんどい友へのメッセージです。
そんなことを考えた日。