想い出の廃業してしまった和菓子店 | 子育てというボランティア

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京都の和菓子屋さんで、廃業してしまったお店の和菓子を
急に食べたくなることがある。

学生時代、実家に帰省する時のお土産で、京都駅前の京都観光パートで
8個だったか10個だったか入りで箱に入っていたきぬかけ本舗の葛湯。
総入れ歯の祖母でも食べられるお土産だった。

子供のころ虚弱体質だったので、食欲がなく何も食べられないとき、
父が片栗粉で、葛湯に似たものを作って食べさせてくれた。
そのおかげで、あんかけ物は大好きな私。

アルバイトをして、帰省の時に八つ橋よりなにより必ず買ったのが
葛湯でした。
白く透明で、中にグリーンと赤と黄色だったかのゼリーが入った物。
抹茶ベースに確かおだんごみたいなのが入っていた物と
お汁粉ベースに紅白の鳥の形の浮いてる最中みたいなもの
と3種類あったと記憶している。

今も、有名な亀屋さんや鶴屋さんや俵屋さんとかに
似ている葛湯は売っているけど。

こんさんの記事で、亀屋良長さんが懐中汁粉を出していて、
中にゼリーが入っていたと聞いて、懐かしく感じました。
ゼリーと葛湯のハーモニー。

京都は、一子相伝みたいなお店が多く、
後継者がいなくなるとそのまま廃業というお店が多いけど。
おいしくて有名で、デパートにも入っているのに
そんなこだわりのあるお店がなくなってしまうのは本当に残念です。