片栗粉のお餅のようなもの | 子育てというボランティア

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子どもの頃、風邪を引いて食欲がなくなると
母ではなく、なぜか父が作ってくれた片栗粉でつくったお餅のようなもの。

雪平鍋にお水、片栗粉にお砂糖を入れて
火にかけて白い液体がだんだんと透明になって
ゆっくりとしたお餅のような、少し硬めの葛湯のような
なんともいえないやわらかさになると
出来上がりなのだけど。

大人になって、奈良の長谷寺に行った時
吉野葛を買って、お砂糖少しで、同じ様にして作ってみた。
娘達に食べさせてみたが、あまり食べなかったけど。

子どもの頃、おやつと言えば、そのままの果物か、
大学芋か?ふかし芋か、今みたいに
ケーキや、チョコや、ポテトチップスやファーストフードが
なかった時代。

未熟児で生まれて、食が細くて、冬になるとすぐ風邪を引いて、
熱を出す私に、父が作って食べさせてくれた懐かしい味だ。
亡くなって10年以上も経つのに
こんな時にふと思い出す。

今晩から寒さがきつくなるようですね。
明日は父を懐かしんで作ってみようかな。
・・・雪平洗うのが面倒なんだけどね。