芥川龍之介 | 子育てというボランティア

子育てというボランティア

すべての出逢いに感謝とそしてハピネスを!!

羅生門、蜘蛛の糸・・・くらいしか覚えているものが無いのだけど。
高校の教科書に載っていた。
あれから少し芥川龍之介の本をいくつか読もうと思いつつ、
そのまま来てしまった。
 
ふとしたことで、検索に引っかかり、偸盗を解説入りで読んでしまった。
解説部分は飛ばしつつ、本文を読み終えてしまった。
同じく自殺をした小説家の太宰治と共に、私の頭の中では、
暗い文章を書く人的な位置づけでしかなかったのだけど。
 
年を重ねて、ふと偶然手にする芥川龍之介の小説には、
文章は、とても昔の難しい文体なのに
なぜだかすごく引き込まれていく。
 
それが芥川龍之介が時代を超えて、素晴らしいと言われているゆえんなのだと
感じる。幾年経っても、またもう一度読み返したいと思う小説など
なかなか現代の小説家の作品にはない気がする。
 
・・・というほど現代の小説は読んでいないけど。
映画化されたりするものを見て、ああそうかとストーリーはわかっても、
じゃあ原作読んでみようと思う事はあまりない。
 
あ・児童文学のハリーポッターは面白かったけど。読み返すことはない。
友達が、小説好きで、映画も好きで、新刊の話はよく聞くのだけど。
あまり触手が動かず、借りて読むことはない。
 
もう新作は出ないけれど、じっくり芥川龍之介の小説の味わいに
浸ってみたいなと思ったこの頃。