うちの子は、集団の塾しか行ったことないんですが、
それは、子ども4人いるから、高い個別には入れられないというのが一番の理由なんですけど。
あと、個別の塾だと、マンツーマン、もしくは1:2とかで指導されるのが、
もうだめって言うか、逃げ場がないのが我が子たちには無理で。
ところが、今行ってる学習塾で、個別指導が併設されたんですよね。
そしたら、今まで無料で行っていた補習とか受けてる子どもを
みんな個別にまわそうという動きがでてきて、
しかも、集団と掛け持ちで個別料金上乗せを提案されて、
個別の無料体験を勧められたので、昨日、思いっきりお断りしちゃいました。
いや、個別受けるなら、初めから個別だけにするでしょって。
最近一人っ子のお子さんが多いから、その調子で、
教育にお金を有り余るほどかけれる家庭が多いからなんでしょうが
無理やっちゅーの。
3番目の子に、長女クラスの高校を今から個別で頑張れば狙えると焚きつけて
その気にさせようと思ったのがバレバレ。
数日前、3女が、お姉ちゃんの学校はいいところなの?
うちも頑張れば入れるかな?と言い出すので。
正直、私自身は勉強嫌いの子でしたので、
自分と比べて我が子が、どの程度の素質や学力、伸びがありそうか
わかるつもりなので、なんとまあ、持病のある子に無責任なこといってるわと
思っちゃったんですが。
教室を広げるので、賃料上がったのはわかるけど
実績出せてないのは、うちの子がおバカなせいじゃないですから。
ってか、家の二番目三番目の子には
上を目指せとは一つも教えていないし無理をしろとも言ってない。
ただ、本人のレベルに合わせた目標を設定して、
そこまでコツコツまじめにやっていけばいいよと言っているし
初めから入塾の際に持病の話や勉強のスタンスは話してあるはずなのに
お金の力は怖いな~と思います。
なので、集団の一番下のクラスで付いていけないなら、
もっと近所の歩いていける塾の個別に変わりますから~
といって差し上げました。
長女はお世話になったんですが、本来持っている素質が
同じ4人姉妹でも違うので、忍耐力も全く違いますから。
真ん中二人は手がかかるのは初めから面談では伝えてあることだし、
今更お金の為に個別に行けと言うなら、
さっさとやめるぞこら~っと思うわけです。
・・・にしても、開校時からの子供達が、あまり入試結果が芳しくなかったのは、
お母さん方の上昇志向が強すぎたからだろうなと思うんですよね。
塾に期待し過ぎって感じ。
ゆとり世代なんだから、もともとの勉強量が少ないし、
千葉県は一昨年から高校の入試制度も変わったし
その前までなら受かって基準に達した子達がバタバタ落ちていったのは、
千葉県が公立高校の学力の底上げをしようとしたに過ぎないと
私は思いますね。
なので、みんなが前期落ちたから後期はランクを下げるなんて事をしたものだから
本来ならそこにいないような子が下の学校に入っちゃってる状況ですよね。
学力すれすれのお子さんは、きちんと私立で安全パイを取ってから、
チャレンジしていくべきだと思うんですがね。
とはいえ、我が家は、はじめから、危険な賭けをさせたくないので、
私立狙いだったんですが。
公立高校は何の保証もないと思っていたから。
でも、実際入ってみると、そうでもないね。
公立高校のほうが大学入試に向けて、サポートが多いような気がします。
私立高校は大学の付属高校であればあるほどサポートがなく
お休みばっかり。その上授業スピードはあほほど速いから
落ちこぼれる子が多発。
実際落ちこぼれた子をごっそり付属の大学に入れるのが目的だろ~な。
偏差値は高くて、上は東大や早稲田や慶応行く子がゴロゴロいる高校なのに、
その割りに、何でこんなに部活動盛んなの?と思っていたら、
まあ、部活やってる子は、内部進学の子や付属大学進学の子が多数で
それ以外の子は塾いって自力で勉強がんばってるじゃん。
しかも、思っていたような推薦も少ないし。
いい学校なんだけど、正直内容はがっかり。
でも、本人が友達関係とかに満足しているからいいんですけどね。
ただ、文系に進むなら、後は自力で何とかせいよと
高校生の娘の手綱は緩めた所です。
それは、昨年の震災の影響もあります。
自分の限界に向けて、頑張ってという事より、
本当に大地震が来るなら、死んじゃうかもしれないんだから、
今高校生らしい青春を過ごさせてやった方がいい人生だったと思えるんじゃないの?と
思ったことが大きいですね。
それは他の3人の子ども達にも言える事で、
レールに乗せても脱線の予定が絶対に起こる道なら、
特急でなく鈍行の旅に切り替えてやった方が
満足感のある人生の終わり方であるかもしれないと思ったから。
大地震が来る、怖くないのか?
放射能が降ってくる、子どもの健康を考えて、
西に避難だ!!親として、子どもの命が第一だと思わないのか?
そういう空気があったとしても、
例えば、延命治療と一緒で
ただ命さえ助かればいいのか?
友達もいなくて、いじめにあって孤立無援でお金も無くて、
失業手当や生活保護の生活とか
ありえないわ~。
今子どもたちが塾に行っているのだって、
自力で将来立てる人に育って欲しいから。
うちの子は、持病があるので、精神障害者手帳を取って、
私達が財産を処分して、他界してしまえば、
正直若年層の生活保護者で
ある意味国家が補償してくれる生活は送れると思います。
でも、それでは、本人の人間としての尊厳とか
周りの人間からの差別の中に当然生きていくことになります。
そうとは知らずに、働かなくても生活保護で食べていける。
わ~い!!と思ってる愚か者はたくさんいるようですけど。
なので、親として、自分が働いて、自分の足で立てる未来を与えてやりたくて、
芸術家やアスリートになれる才能でもあればいいんですが、
それもなさそうなので、コツコツ勉強させるくらいだなと思ってるんですけどね。
お金は人の人生を左右してしまう力があるけど、お金に飲み込まれる人生ではいけないし。
親の懐具合を気にして、我慢ばかりさせてやるのはかわいそうだけど、
お金を国からもらってラクして生きることを覚えた親から
まともな子どもは育たないと思いますから。
まあ、もうちょっと頑張って節約して、
それでもお金が足りなくなったら、なんとか短時間だけのバイトを探して、
子どもの学費を捻出しなきゃな~と思ってます。
最低限はしてやれるけどそれ以上は本人の頑張りだから。
・・・個別には行かせてやれる余裕はないな~。
かといって、子どものいない人生や一人っ子にしとけばよかったとは
思っていないので、まあ、ぼちぼち頑張るのみですね。