確かに、観光雑誌に載るような店だったわりには、夫婦二人きりでたった9坪のお店でしたが、たくさんの方との出会いもあったし。たぶん、そのコメントを書いてくれた方も、拝見すれば、あ~あなたでしたかとわかるくらい、お客様とは、ふれあいの多い店でした。
だから、閉めるのには忍びなかったのだけれど、子ども達の為に、やむをえませんでした。
今は主人は全く違う職種の仕事をしているので、同じ様に、また自営をする事はないかもしれませんが、社員に昇格になって、定年まで働いて退職して、体が健康なら、第二の人生に、お店を二人で再開するかもとは思うけど・・・。今は、私は、子育てに専念させて下さい。
でも、自分たちがお店をやっていた、5年間を評価してくれる知らない誰かに感謝したいと思いました。
私達は、結婚、子どもの病気や、4人の出産、お店の経営、引越し、どれをとっても、親戚やまわりから、バッシングされる事が多かったから。お店をやめてもなお、惜しんでくれる人がいる事は、嬉しい事です。
自分達が、歩いてきた道は、間違ってはいなかったのかなと思えるから。主人は特にそうかもしれません。彼は、今まで家族や親戚に認めてもらえるということの経験が、一度もなかった人だから。
まわりに反対されて、私と結婚してからは、さらに風当たりはきつかったよね。
今の職場は、契約社員だけど、私は一番そばにいて、主人が穏やかな顔をしていると感じます。職場でも、笑って雑談が出来る人たちばかりで、ボーナスや昇給はないけどとても楽しそうだし。お金は、いつか、必要な時までに、貯めていけばいいかと思う。
もし、本当に、生活に余裕が出来たら、いつかは、主人の父母を一緒に旅行に連れて行ってもあげたいと思う。なかなか、この夏休みでさえ、子どもを連れて旅行に行く余裕はないのだけれど。
取り留めのないことを書いてしまいましたが。都会に住んでいて、専業主婦というのが、世の中の人には、一番幸せ度が高いと思われているというアンケートが、以前どこかであったけど。浦安のマリナーゼの奥様方はまさにそんな感じかな?私は、新浦安の高層マンションに住んでるわけじゃないので、マリナーゼじゃないんですが、まあ、家族が病気や怪我がなく、平凡な日々と、大好きなディズニーがそばにあって、それは幸せなことかもしれない。結婚した当初には、こんな生活をするようになるとは夢にも思わなかったけど。
もうすぐ主人の誕生日。主人を産んでくれたお義母さんに感謝。まわりに、感謝できるような、穏やかな人になりたいな。・・・まだまだだけど。