最近街を歩いていて、あるいはサンプリングなどのお仕事をしていて思うことがあります。


最近のお母さん・お父さんって小さいお子さんと手をあまり繋がないんですね。

一昔前までは未就学くらいまでの子どもであれば、手を繋いでいることが当たり前だと思えるくらいに繋いでいたと思うのですが……。


私一個人としてはいくつかの理由で、小さい子とは手は繋いでいたほうが良いんじゃないかな?と思います。



ひとつは、子どもの身を守るため。

子どもは好奇心旺盛ですから、自分の興味を惹くものを見つけたら突然走りだしたりしてしまうかもしれません。

その時に、周りが見えておらず、危険物に近づいてしまったり、車道へと飛び出してしまったりする可能性があります。

また、一人でウロウロすることは不審者ないし犯罪者の狙いとなる因子を格段に高めることとなるのです。

手をつなぐことで、危険から遠ざけることが出来るのであれば、繋ぐのが懸命ではないのでしょうか。

これによって、逸れる可能性――迷子となる可能性もいくらか下がるでしょうしね。



ふたつめは、他人に迷惑をかけないようにするため。

まだ「していいこと」と「してはいけないこと」の区別が曖昧な年頃の子どもを一人でウロウロさせることは、

周りの人に迷惑をかける可能性があります。

たとえば、お店の中なら商品に何らかの損傷を与えてしまったりする場合も十二分に考えられるのです。

昔であれば、周りの大人が本当に危なくなる前(破損したりする前)にちゃんと注意していたと思いますし、それによって子どもが「してはいけないこと」や「気をつけるべきこと」を学ぶ機会となるかもしれませんが、

残念なことに現在他人の子どもを叱ったり注意できる大人はかなり少なくなっていると思うのです。

ただ「迷惑だなあ…」とか「危ないなあ…」という感想を抱く――迷惑事項として処理して終わらせられてしまうことが多い以上、「迷惑をかけないようにする」という選択肢を選ばざるを得ない気がします。

手を繋いで側にいれば、危ないことなんかはすぐに注意して止めれるし、その場その瞬間に、色々なことを教えてあげることが出来るんです。



みっつめは、出来るだけ子どもと触れ合うため。

私は別に幼児教育であったり、家庭科・保育系を専門に学んだことがあるわけではない素人も素人ですが、

子どもには出来るだけ親が触れてあげることが必要だと思うんです。

愛情を目に見える形にしたり、言葉で伝えたりすることは簡単には出来ないし、それを子どもが理解するのは大変なことだけど、

触れる、って愛情の伝え方だけは、誰にでも出来るし、子どもも肌で、全身で感じることが出来ると思うんです。所謂スキンシップですね。

皮膚刺激というものは子どもが知能的にも情緒的にも、肉体的にも発達していく大きな役割を果たすそうです。

そして触れるという行為から得られる安心感などというのは、代えがたいものだと私は思います。


今の世の中、共働きであったり何らかの事情があって子どもと一緒にいられる時間が短いという方もいらっしゃるでしょう。

だからこそ、一緒に居られる時間には手を繋ぐという些細な行為で良いから、出来るだけ沢山子どもに触れて、

沢山の愛情を伝えてあげて欲しい。私はそう思うのです。



長文・乱雑文へのお付き合い、ありがとうございました。




遥槻