漢方外来では、慢性喘息のことをお話しすると、薬は変えられないと、言われてしまいました。
ツムラ トウカクジョウキトウ
・・・比較的体力があり、のぼせて便秘しがちな人。
月経不順、月経困難、腰痛、高血圧によるめまい、頭痛、肩こりなどの症状を改善
コタロー マキョウヨクカントウ
・・・関節痛、神経痛などの症状を改善
ツムラ ホチュウエッキトウ
・・・胃腸の働きが衰えて、疲れやすい人。虚弱体質、疲労倦怠、
食欲不振などの症状を改善
ホチュウエッキトウを飲んでから、少しずつですが、体力がほんのりついてきたような、錯覚をおこしています。
先生いわく、虚弱体質というより、めったにお目にかからないような、複雑な体質との事なので。
皮膚科はいつもと変わらず…。
ザイザルは喘息もあるので.続けて飲むことに。
乳腺外科では、体調はどうか？血圧、体温、問診のあとに、慢性喘息の診断をうけ、治療している事を伝えると、
｢どうして、喘息になってしまったのだろうね
｣と一言。
｢もともと、といっても成人してからですが、ストレス性の喘息はもっていましたし、どうしてといわれましても…。｣
優しい先生、ですよね。
関節炎リウマチ、乳がん、それ以外にも何か病気を抱えている確率が高い中での喘息の診断。
さらっと報告したけれど、傷ついていないか、悲しみや辛さを抱えてしまって、無理に明るく笑っていないか、何気ない言葉で、悟られないように、探って心配してくださっている。
その気持ちが有ったから、伝わってきたから、笑っていられました。
ホルモン治療の副作用も気にかけて下さっていて、リュープリン注射を継続するか、確認されました。
｢無理に打たなくても良いのだよ
どちらかだけでも…。｣｢今、どれか一つでも治療を中断したら、絶対に後悔します
限界がくるまではやめるつもりはありません
それに、通勤して、フルタイムで働けています
まだ大丈夫です
｣リュープリン注射の３ヵ月タイプを打ってきました。
精神神経科では
｢それは心配するでしょう
がんのタイプも少ないタイプで、中より少し悪くて、リンパ浮腫もあって、リウマチもあって、他の病気の疑いもあるのに、喘息なのでしょう？
薬も選ぶのが難しいし、ホルモン治療に使える薬は限られてるからね。｣
｢それより、母の事が…。
夜中にいきなり起きて、夕飯もとらず、入浴もしないで眠ってしまってた。どうしよう？と言われて、父に確認を取ったら、いつも通り
食べてるし、入浴もしていて、お薬を飲んだのかも忘れてしまっていたり。
仕事から帰ってきた私を見て、今から行くの
寝過ごして、ごめんね、とか、時間も日付も、ずれてしまっていて…。
そばにいてあげて、たくさん会話をしてあげられたら、少しは違ってくると思うのですが、仕事や病院に行かない訳にも…
｣｢来月は引っ越しもあるんだよね
｣｢はい。お仕事も通常の日数に戻す予定で、新しい病院での検査と、
治療も始まります。｣
｢先生、私、病人に見えないですよね
うつやよくうつになっていないですよね
｣｢いろいろ抱え過ぎている中で、ギリギリかな。その中で、よくここまで頑張っていると思いますよ
｣ほっとしました。
私がどうにかなる訳にはいかない。
倒れるのも、心が挫けるのも、おかしくなってしまうのも…。
そんなことは許されない。
もっと強く、もっと上手に隠さなくては、気づかれてしまわないように。
暖かい手も、優しい言葉も、優しさも、今はダメな気がします。
きっと頼りたくなって、泣きたくなって、一人で立っていられなくなりそうで…。
近くにぬくもりを与えてくれる方が、いらっしゃらないので、くずれることはないと思いますが。
今はその方が良いです。
一度でも頼ってしまったり、寄りかかってしまったら、きっと甘えてしまうから。
たくさんの痛みと秘密を抱えて、誰にも気づかれないように、鍵をかけて、今はまだ笑顔で…。
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