故郷の山をときどき描いています。葉山という頂を中心とする通称 西山 と呼ばれ
る山々です。断層崖であるといわれています。今後数十年で大きな地震が起きるとも
予想されている山々です。

 この山々に近づいて行くに連れ、天井にかぶさってくるような圧倒的な存在感を感じる
ときがあります。初めてこの盆地に来られる方はそう感じられるようです。身近でありながら、
近づきがたいような印象を与えます。

 冬はまた格別で新雪に覆われた神秘的なたたずまい、そして、次第に雪に厚くおおわれていって
人を寄せ付けない荒々しさを感じさせるようになります。この山々も近年 楢枯れ が進んで赤茶色
になってしまった所も多いのですが、冬はその傷跡が覆われ、もともとの姿を現してくれるようです。

 この絵はまだ雪が浅いころの山を描いたものです。厳しさと優しさと両面を感じていただければ
ありがたいところです。

パステル画 西山 2月9日 (2)



この山の麓には熊も出るし、カモシカも出ます。しかし、地元の方はあまり心配はしていなかった
ようです。近年始まったことでなく、そういうものだというように話をしてくれます。この地区は
そのようなところだと私も思います。

 手前は田んぼです。その奥に集落があり、そして林が続き、丘があり、小山になり、西山に続いていく
風景です。もう少し、時間をかけて描けばよかった、といつも思うのですが、提出期限を遙かに超えて
しまうことがほとんどで、反省しきりです。

 これに懲りないで、また、描いてみます。                 (1丁目)