ブログをはじめます。
音楽や本を主に話題にするつもりです。
どうぞよろしく。

散髪をしたついでに本屋を覗くと、平凡社の別冊太陽、今月は長澤盧雪。先だっては、酒井抱一が出ているのを見た。いいなぁ。欲しいなぁ。金がちょっとなぁ。

大学生の頃、バーク・コレクション展を上野へ見に行ったとき、中に盧雪の月中瀑布図があった。滝そのものは画面から外れ、滝のしぶきの霧が右に流れていく、左にのぼっている月。
瀑布の迫力からは遠い、静けさ。霧の流れの揺らぐ気配にどうにも立ち去る事ができなかった。
絵画は動かなくても、それを見る者の内部を揺り動かして、あるいは見るものを引き込んで自分が立っている空間を忘れさせる。そこでは、何か違う時間がたち現れて過ぎている気がする。