秋田の義理姉から、

お米、栗、山菜が届きました。


栗むきといえば、夫の仕事と

我が家では定められて

いました(笑)

昨年も、腰痛が酷い中、

黙々と剥いて、

土鍋で栗ご飯を炊いてくれました。


山菜や山のきのこなど、

山の恵みの処理や調理は

夫の得意分野です。


今年は…知恵袋を持った

彼はいないのです。

今月中旬から、

親指の使いすぎがら、

「バネ指」になり、

力が入れられないという

状況の私。

痛いけどやるしかない…。


そういえば、出来ないことは、

人にお任せするようにと、

最近、手離すがテーマの

メッセージが多いです。


それが出来にくい性格で

あることを、

神様は知っているかのように、

ストッパーをかけている?

体のポンコツ具合が

昨年よりも進んでいます。


大工仕事的なものから、

家全体のメンテまで、

スーパー母さんを

やってきたことが

良かったのか悪かったのか?

娘は、私に頼りっぱなしで

きてしまいました。


夫には、去年、

「出来ないことは、

娘に頼まないと。」

「それから、人に事を頼むときの

言い方を考えないといけないよ」と、

遺言のように言われていました。

変えるべき時期なのでしょう。


なので、指の事情を話して、

今年の栗は、

娘が夫の去年買った

栗むき器「栗くり坊主」を

使ってむいてもらいました。



「一年に一度しか使わないじゃん

無駄じゃないの?」と

夫に言った記憶が…。

結局、夫は包丁で剥いてましたけど。

買った時は、

娘が栗むきすることが、

あるとでも感じたのでしょうか。


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨


娘の仕事の都合に合わせた

こともあって、

下処理の熱を通す時間が、

長すぎた?のか、

渋皮はむきやすかったけれど、

がっつり皮をむいてしまった為、

身がバラバラになってます。


お初ですから、

身が崩れようとも、

お味に変わりなし。

甘露煮にして頂きます。

割れたものはきんとんに

しましょうか。


2時間ほど、

娘は皮をむき、

私は渋皮をむきながら、

夫の話をしながら、

栗と格闘しました。


去年の今頃はこうだったね。

あーだったね。

夜になると、先の事を考えて

涙が出たね。

でも、未来に向かって

皆、歩み出してるよ。


私たちの横に座って、

「あー、むき方違う!」と、

言いながらも、

にっこり笑って見ている夫が、

いたような気がしました。