今年最後のワークショップは、ゆき先生(私)のポワントデコレーションワークショップでした
トゥシューズというものは、私たちにとってはいわゆる消耗品で。
初めてトゥシューズをもらった時には、うれしくてたまらない、なんて素敵なシューズ
でも、いざ履いてみると‥
「痛い想像と違う
」
それと戦いながら舞台に立つためにレッスンを重ねていくんだけど、シューズにも寿命があり、サポート力がなくなると、新しいものに変えなくてはなりません
踊る量や、レベルが上がるほど、シューズの寿命は短くなり、男性と組んでパドドゥを踊るとさらに寿命は短くなります
潰れたポワント(トゥシューズのフランス語)はもう履けないのですが、捨てるのはなかなか愛着があり捨てられない
そこで思い付いたのが、記念のシューズを作ること
私が作ってみたものをスタジオの玄関に置いたら、みんながやってみたいというので、やらせてみることに。
SDGSだし
自分の初めての1足を持ってきた子もいました
やり方を教えて、あとは本人のセンスに任せて、やってみたいようにやってごらん!とスタートして2時間半。
みんなそれぞれに個性的な作品ができあがって楽しめたようです
こんな雰囲気でイメージするんだ、この子は
って、みんなの内側の感性をみれて楽しかったです!
言葉にするのも大切だけど、思うように表現するのもすごく大切。
レッスンから離れても、バレエに大切なこと、いや、人生に大切なことを学べるって大事。
人間には感情があって、性格があって、見た目ではわからない、話してるだけでもわからない内側があるんだね。
チャラチャラ外を飾るだけではつまらないの。
自分の本当を知ることができれば、人の本当を知ろうとできるから。
またやろうね