10年前の今日。
外部のお仕事に行く前に支度をしている時に突然、床が地面から浮いたような感覚と、浮いた状態でグルグルとまわる感覚がありました。
テレビをつけて大地震発生を知りました。
そのまま仕事に行きましたが、頭がグルグルして数日気持ちが悪かったくらい。
子供たちも怖がり、日本中が暗闇に包まれたような気がしました。
春をすぐそこに待つ時期に、恐ろしい津波の映像が衝撃となり、みんながいろんなことを自粛しました。
あれから10年。
被災地の方々からしたら、10年経ってもつらい気持ちは癒えず、いまだ行方知れずの方がたくさんいる状況です。
本当に胸が詰まる思いです。
しっかりと黙祷をさせていただきました。
あのとき、子供たちの恐怖や不安を肌身に感じ、子供たちの力で被災地のために義援金を募り、支援物資を集めるイベントを即開催しました。
私も必死でたくさんのかたにご協力いただき、至らない所ばかりでしたが、子供たちは使命に燃え、来てくれた子供たちに楽しんでもらって寄付を集めるというイベントを通じてたくさんのことを学びました。
人のために動ける人になってほしいし、私も常にそうあるように心がけています。
10年たった今も、その気持ちを忘れずに生きていこうと改めて誓いました。
復興の歌、花は咲く。
ディアナっ子は、みんな手話付きで歌えます。
震災の時、まだ小さかった子達、生まれたばかりの子達、まだ生まれていない子達も、小さな手で花は咲くを紡ぎます。
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
私は何をのこしただろう
また今年も春が来ます。
何があっても、人は必ず立ち向かえる。
助け合って、支えあって。
東日本大震災の犠牲者の方々に
心からご冥福をお祈りします。