
ご報告が遅くなりましたのは、開催から2週間たち、感染者がでないことを待ったからです

おかげさまで、出演者、観客の皆様、感染の連絡はありませんでしたので、ようやく報告させていただけます

4月中旬からスタジオを閉鎖し、約1ヶ月半の間、動画配信、3度のプライベートレッスンをし、6月からは感染予防を徹底した少人数、時間短縮の新体制レッスンを続けてきましたが、昨年から会場は決まっていた発表会、決断にはあれこれ考えて時間がかかりました

初めは、発表会どころじゃないだろうな‥と思っていましたが、徐々に状況がわかってきて、特別なやり方なら可能と判断。
ただし、いつも通りの発表会ではないこと、なにかあれば開催できないことを子供たちにあらかじめ伝えて、練習に入ったのが7月。
短いレッスン時間のなかでみんな本当によくがんばってきました。
新しい様式の発表会。
ディアナ流は、舞台スタッフさんもビックリな前代未聞のやりかたでした

リトルクラス、初級クラス3クラス、Aクラス2クラス、Avanceクラス2クラスに分けた計8クラスをすべてそれぞれにひとつの舞台にしました。
つまり、1日かけて8回本番

開演時間をわけて、観客は家族のみ。
一番人数の多いクラスでも出演者11人、客席はその家族のみなので、舞台裏も客席も密回避

残念ながら、他のクラスの踊りはみることができないけど、そのかわりに我が子の舞台だけを広々とほぼ全家族が真ん中の席で観ることができる。
ポジティブに捉えると、究極の贅沢

おじいちゃん、おばあちゃんも安心して観に来れる環境をつくりました。
メイク道具も、アイシャドウチップ、リップブラシは各自が用意して、アイライナーは1人1本をスタジオで用意

目と口の周りは道具を使い回さないことで感染予防しました。
もちろん舞台は手を抜かず、背景幕、照明もいつも通りお願いし、プログラムもいつもと同じに発注、毎回会場アナウンスが入りました。
朝から夜までの8クラス分を、映像でつなげてDVDにすれば、今回の発表会は完成します

楽しみです

リハーサルもメイクも本番も、クラスごとだったので、いつものように小さい子のお世話を大きい子がすることはなかったけど、今までずっと、楽屋も着替えも髪飾り付けも、出ハケも子供たちでやってきたおかげで、自分達のことは自分達でするディアナっ子たち。
そして、午前中本番をしてから、全クラスメイクをしてくれた中高生7人

自分達の踊りはパフォーマンスが下がらないように朝一でやり、1時間の休憩後にメイクしてくれました
最上級生だから1番踊る量も多く疲れていたでしょうに、後輩たちにメイクしたあと、舞台に向かう子達に、「がんばってね
」と、毎クラスごとに声をかけてくれていました



自慢の生徒です

フェイスガードにマスクをして、対面時間を少なくするためにポイントメイクを分担して、6時間がんばってくれたおかげで、全クラス開演時間が守られ、スケジュール通りに終わることができました

その7人のお母さんが、受付で入場チェック、検温、消毒をしてくれ、会場で席の誘導もしてくれて、表もスムーズに運んでくれました

舞台さんも、前代未聞の8回本番につきあってくれて本当にありがとうございました

こんなやり方でも、みなさん喜んでくれて、子供たちも生き生きと、今までみた中でもいちばん輝いて見えました



マスクで乗り越えてきた結果を予想以上に発揮しました

できてよかった。(かなり大変だったけど
)

今回の発表会のタイトルは
「私たちの家族に贈るコンサート、私たちはコロナウイルスに立ち向かう」でした。
まだまだ先は長そうだけど、負けないぞ



離れていてもチームディアナはやっぱり強い。
今年の先生からのメッセージカードは、手話でやった「花は咲く」にちなんで、ひとりひとりのイメージで色鉛筆で花を描いて、イニシャルを入れました

それぞれにステキな花を咲かせたディアナっ子たち。
来年はどんな花を咲かせてくれるか楽しみです

感謝します

新規生徒募集は2歳さんから年長さんまでのリトルクラスと、小学生以上の初級クラス数名、トゥシューズ経験者は若干名の募集となりますが、感染予防を徹底してお待ちしておりますので、スタジオホームページよりご連絡ください

http://www.balletdbs.com