先日、今年のSHOCKのマイ千秋楽を迎えました。
今年は2回観劇して、すごくいろんなことを考えながら、感じながら見ていたのですが
どう言葉にしていいのかわからず、うまく文章になりません…(´□`。)ナサケナイ
でも今なら書けそうな気がしてて、いよいよ書きます。
長いので、ヒマな時に読んでください。
結局ここまでたどり着くのに1週間(爆)自分の文章力のなさが本当に情けない(w_-;
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去年までのマイナーチェンジから、今年の新曲含めた大きな変更。
登場人物の感情の動きがよくわかるようになっていたように感じます。
そして、ストーリーもすっきりしました。
今年のSHOCKで思ったことは、率直に書けば、面白くなくなったということ。
言葉を変えれば・・・私的に、物足りなかったということです。
というのは、セリフや表現がわかりすくなった分、わからない部分が減って、
自分で想像したり感じたりする部分も減ったということ、なんだと捉えています。
誤解をしないでいただきたいのは、わかりやすいことを否定するわけではないということ。
感情やストーリーが明確になる分、観客の捉え方が狭まるのは当然だと思います。
はじめてみるお客さんにとってはわかりやすくなっていて、
ストーリーに対してのハードルが下げられてるんじゃないかな。
ジャニの舞台は基本的に難解というか、何をやりたいのかがわからないのが持ち味でもあり;
それが楽しかったりもするのですが、
いつもわかんなーい、って愚痴っていた割に、明確にされると面白くないという・・・←矛盾しとるわ。
光一さんのパフォーマンスは前年以上だし、新曲もステキだったし、
文句のつけようがありません。ただ、2回目の観劇時、ソリタリ後から右足を引きずってる??
という部分が何度かあったので、大丈夫かな?と心配になりました。
飛び降りるとき手をついていたり、夜の海の足キックも封印で・・・。
あと3週間、千秋楽まで無事にたどり着けますように。
でもでも、座長はキラキラだった~(≧▽≦)キラキラ笑
ではさっそく、書きたいことをずらずらと。
コウイチはウチが予備の刀を本物に変えたことに、気づいていたんだよね。
刀をマチダから受け取って、わかりやすくなった、ウチのしてやったりの嘲笑で察した。
6ヶ月溜め込んだ怒りの感情とジャパネスク前のバックステージの出来事が
前を向いているコウイチを激高させた。冷静な判断ができる状態じゃなくしてしまった。
刀を受け取った後のウチのビビりっぷりで、確信して、キレた。
((なんでこんなことするんだ))((できるものならやってみろ))と、周りが見えなくなった。
舞台上でウチを追い詰めたのは、コウイチ自身。
そして事故は起こった。いや・・・・もしかしたらコウイチが起こした事故なのかもしれない。
その後のシーンは、ウチを追い詰めるためのシーンが続く。
”オーナーが見ている夢”シェイクスピアとウチの告白シーンが酷似していること。
ロミジュリがなくなって、顕著になったと思う。
亡霊となって出てくるコウイチ。
殺してくれとナイフをリカに差し出すウチ。
ウチにナイフをむけるリカ、リカの思いの先にあるのはウチではなく、コウイチであること。
ウチは1人ぼっちだった。ふぉーゆーも・・・ウチの味方ではない。
Higherも、ウチだけ踊らず一人背を向けている中、
ウチ以外の全員が圧巻のステージングを見せている。
そしてHigher後のインタビューはアドリブポイントだけど、
次の告白をよりひきたたせるという意図を感じます。
追い詰めて、自らの罪を告白させる。
ウチを赦すためにコウイチは戻ってきた。
だから自分の口から真実を語らせるために、、、徹底的に追い込む必要があった。
「言わせてやれ。」というコウイチのセリフに妙な重さを感じるのは、そういうことなんじゃないかなと。
ウチが罪を告白したその時、すべて分かっていたかのように、コウイチは深く何度も頷いた。
真実を知っていた人間の頷きのような印象を受けます。
それから、新曲【ONE DAY】の1幕屋上と2幕告白シーンの違い。
1幕で歌われる時は、コウイチとリカだけが歌い、ウチ・ヨネ・マチダはそれぞれの方向を向いている。
千秋楽が終わった安堵感は感じられても、全員の想いが1つになっているとは感じられない。
オフの千秋楽、ひとつになれたと思っているだけ・・・そう思うと切ないシーンだなぁって思いました。
2幕ではふぉーゆーも含めてみんなで歌ってる。
「迷わずに思いを重ねよう そして1つになれば きっと夢は叶う」
歌詞のとおりに、ここではじめてひとつになれたんだよね。
しかし・・・何度見ても何か発見があり、気付きがあるってスゴイよね、やっぱり。
私が鈍いだけなのでしょうか(-。-;)
昨年のSHOCKから大きく変わって、ストーリーがすっきりして、
一連の流れに納得感を感じられます。12年目でもこれだけ変えられるんだなぁって、感動を覚えます。
もっともっといいものを、という座長はじめカンパニーの皆さんの気持ちを強く感じました。
続けていくことの大変さ。
ひとつになることの大切さ。
走り続けることの意味。
見えないものを掴むために進んでいく力で、座長はこれからも進んでいくのでしょう。
私も、がんばらねば!
以上、Endless SHOCK2012の私的感想でした。