紙芝居と絵本の違いについて
紙芝居
*表に絵、裏に文字がある。
*集団のもの、最低でも演者と見る人の2人がいる。
*舞台に入れて演じることで舞台の中に世界ができ、また抜いていくことで現実世界に広がっていく。
絵本*集団のもの、最低でも演者と見る人の2人がいる。
*舞台に入れて演じることで舞台の中に世界ができ、また抜いていくことで現実世界に広がっていく。
*絵と文章が一緒に目に入ってくる。
*個のもの、一人で読むことができる。
*読者が絵本の中に入っていく。
紙芝居は 集団で楽しむことによって 共感の感性 を、絵本は中に入って楽しむことで 個の感性 を育てるものであり、そのどちらも子供たちにとって大切であり必要なものなのです。*個のもの、一人で読むことができる。
*読者が絵本の中に入っていく。
う~ん、奥深い …
この導入部分のお話を伺っただけでも、読み聞かせをする時の心構えが違ってきますよね。
このお話、20年前に聞きたかった。
紙芝居って私の中であまり良いイメージがなかったので、子供達には絵本の読み聞かせしかしていないんです (>_<)
酒井さんもおっしゃっていました、紙芝居には2つの負のイメージがあると。
ひとつは、街頭紙芝居、お菓子を買ってもらうために子供におもねる内容になっていたこと、そしてもう一つが国策紙芝居、戦意高揚のために作られたものです。
私の中の紙芝居は前者、何時も遊んでいる公園に来ていたのです。
紙芝居が日本で生まれた独特の文化だということを今回初めて知りました。そして負のイメージから出発していたのもだということも驚きです。
1時間半とはいえ、とても得るものの多い講座でした。