会社にいながら年収3000万を実現する
【オススメ度】★★★
会社で私の後ろに座っている先輩が読んでいたので、
「おもしろそうですね」というと貸してくれた本。
なんとも魅力的なタイトルじゃないですか!
会社にいながら年収3000万円で、
しかも、 10万円起業で金持ちになる・・なんて。
まあ、読んでみると世の中そんなにあまくなく、
まさに「売れるためにつけたタイトル」といった感じ。
まあ、「だまされたー」なんて後ろ向きな考えでは何も学べないので、
本書の内容をもう一度整理してみる。
本書は、10万円で起業して、
会社にいながら年収3000万円を達成するための具体的な方法論を説明する本ではない。
むしろ、どのような考え方・試行錯誤をしていくのか、
が年収を上げるために重要であるという精神論を語っている。
つまり、タイトルにあるものは、筆者自身がこれまで様々なビジネスにトライして、
成し遂げてきたという歴史を現している。
本書では、筆者がどんなビジネスにトライしたのか、
そのときはどのような成功だったのか、
あるいは失敗だったのか・・をつらつらを語っている。
各事例についても、どのように起業していったのか・・といった具体的な話はなく、
むしろ、なぜそのようなビジネスをするに至ったのか、その考えを述べている感じだ。
ただ、不思議なことに本書を読んでいくうちに、
筆者の考え方が自然に染み付いてくるような影響を受けた。
年収3000万円を実現するために、
ビジネス(=金儲け)の考え・発想を常に持っておけということだ。
ビジネスはギブ・アンド・テイク。
自分が他人様から直接お金をもらうために、
何をギブできるのか・・そういう考えを常に持っているか・・である。
そして、筆者はもう1つ大事なことを語っている。
それは、「まず試行錯誤すること」だという。
金を稼ぐことは、何も会社から給料をもらうだけではない。
アイデアをひねれば、いろんな形でお金をもらうことができる。
会社にいながらにしても、
そういった発想をもっている人とそうでない人では、雲泥の差だということだ。
自分に金が入るようにするには、自分が何かを提供しければならない。
そして、何が提供できるのか、提供したらいくらになるのか、
それを常に考え試行錯誤していけばよいのだ。
会社にいながらでもできることであれば、
会社を辞めて排水の陣で起業しなくても
いろいろ試行錯誤できるでしょ。
本書から学べることは以外に多い。
全ては考え方次第ということだ。
なぜ、占い師は信用されるのか?
【オススメ度】★★★★★
こんな恐ろしい本があったのか・・・。
読み終わった後に、ぞっとしてしまいました。
占い好きの人は、要注意です。
本書のタイトルにもある「なぜ、占い師は信用っされるのか?」の問いに対し、
本末に筆者はこう答えています。
「占い師は、いつだって相談者に”興味をもってくれるから”」
そう、占い師は「相談者の未来」を予言するのではないのです。
占い師は、相談者が何に悩んでいるのか、
どんなことを言って欲しいのかを、様々な方法を駆使して、
表情や言葉から読み取り、あるいは、引き出しているのです。
そして、それを見事に当てたとき、
相談者は「あっ、この人は全てお見通しだ・・」と勝手に解釈し、信用してしまうのです。
本書には、「では、どうやって相手の悩み、言ってほしいことを引き出すのか」が細かく書かれています。
当然、占いなので、相談者に直接「あなたの悩みは何ですか?」
と聞くのはプロがすたります。
なので、サトルクエスチョン、サトルネガティブといった質問に見せかけた
断言・否定質問の手法をとり、あたかも「あなたの悩みを知っていた」ように見せかけるのです。
つまり、巧みにカマをかけて、当たったら「そうでしょう」と続け、
当たらなくても、それを外れたように見せないように拡大解釈させるのです。
本書の中に、浮気を見抜く方法が載っていました。
少し紹介しましょう。
相手の返答で見破るのです。
(浮気していない例)
あなた:「なんか昨日いいことあった?」
相手 :「ううん、別に。あなたは?」
あなた:「別にないなぁ」
(浮気している例)
あなた:「なんか昨日いいことあった?」
相手 :「えっ?なんで?」
あなた:「いや、別に。いいことあったかなって思って」
相手 :「別に何にもないよ」
お分かりでしょうか?
初めの「なんか昨日いいことあった?」という質問は、
マルチインプリケーション、つまり、相手の状態によって、
いろんな意味を持たせる質問なのです。
相手が浮気をしていれば、「昨日のいいこと」とは、
「浮気相手とあっていたこと」を指しているのではないか、
あなたがそれをしっているのではないか、と勝手な解釈をしてしまうのです。
その結果、「浮気している例」では、「えっ、なんで?」という防御線を張るのです。
つまり、「どういう意味で、その質問をしたの?」と相手も探りを一度入れたわけです。
これなんかは、「なるほど~」と思わせるものです。
このほかにも、様々な手法が載っていて大変勉強になります。
この手法は、実際に占い師が使って、食い銭を稼いでいる方法ですから、
実用性は非常に高いと推測されます。
これを読んでいれば、相手はいまどんな手法で自分の情報を引き出そうとしているのか
わかるようになるので、本書を読んでから占い師にいくとおもしろいと思いますよ。
一流の「営業力」を育てる
- DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
- 一流の「営業力」を育てる
【オススメ度】★★★
あの名門校ハーバード大学の機関誌として発行される「ハーバード・ビジネス・レビュー」。
その中で「営業力」をテーマにした本書。
一流の大学で論じられた、一流の「営業力」とは・・と思い、手に取った。
本書は、様々な学者、会社の社長などが書いた短編集の集まりであり、
1人の作者によって書かれているわけではない。
いくつか、印象に残った箇所を紹介しておきたい。
『チームとワーキンググループを区別する』という概念がある。
営業チームを組織化する際に、
経営者は上記の違いをよく認識しておく必要がある。
チームは、ケースバイケースでリーダーの役割を持ち回りする。
つまり、作業内容から判断して、
その人がリーダーにふさわしいと思われる人がリーダーとなる。
チームメンバー同士の共同作業が必要となり、
さらに目標達成においてもチームが責任を負う。
一方、ワーキンググループでは、単独リーダーが任命され、
その後にメンバーが召集される。
グループは、リーダーの意思で動き、その責任もリーダーが負う。
なので、各メンバーが独自に考え行動することをが求められるような場合、
上記の「チーム」を構成することが必要だが、
多くの場合「ワーキング・グループ」を「チーム」と称して召集してしまっているとのこと。
この場合、メンバーのやる気と責任感をなくしてしまうとのこと。
また、「ネゴシエーション」から「コラボレーション」へ考え方をシフトするという概念も紹介されている。
メーカーとベンダーの関係が書かれていたが、
これが的を得ている。
・メーカーはITベンダーの見積もりを叩いたり、
または、その価格内で要望した案件以外の
課題も請け負わせようとする
・一方、ベンダーは言われたこと以上のこと
には別途料金を要求する
上記のようなケースは、「ネゴシエーション」という思考様式を前提に、
お互いが利害の不一致を起こしている。
つまり、メーカー側にしてみれば、
「支払いコストは固定化、得られる価値は変動」
であるのに対し、ベンダー側は
「得られる売上は固定化、投入するコストは変動」
という利害の不一致が起きている。
この不一致を補うために、ネゴシエーションが行われ、
どうすればお互いの価値が最大化するのか、という視点ではなく、
どうすれば自社の利益が最大化するのか、
という視点で議論が行われてしまうのだ。
これに反し、今後は「コラボレーション」を前提とした考え方で、
双方の利害一致を目指す必要があるとのこと。
つまり、メーカーの「支払いコストは固定」、
ベンダーの「得られる売上は固定」の概念を変える必要がある。
どちらも変動にしてしまうのだ。
そうすれば、メーカーもベンダーもお互いの価値最大化を求めて、
様々なアイデアを出し合えることになる。
メーカー側にしてみれば、支払うコストは変動になってしまうが、
その分価値も最大化する。ベンダー側にしてみれば、
投入するコストが変動しても、売上もそれに見合って変動していくのであれば、
どんどん提案したほうがよいことになる。
まさに、ビジネス・レビューらしい概念だ。
理論上の概念はすばらしい、
あとは、それをいかに実行し、成果を上げるかが問われる。
それは、これを読んだ人の実行力にゆだねられることになる。
新たなる「挑戦」
- 渡邉 美樹
- 新たなる「挑戦」―夢をカタチにする時
【オススメ度】★★★★
あの「ワタミ」の社長、渡邉美樹が書いた本書。
人生に対する考え方がすばらしい、私の尊敬する人物の1人である。
そんな著者があえて「挑戦」と題したこの本は、
著者の『夢』が語られている。
ワタミは、居酒屋に始まり、
「食」を中心に、様々な事業へと多角化戦略をとっている。
ただ、その背景には、単なる利益拡大の追及というものではなく、
渡邉さんの『夢』がこめられている。
なぜ、ワタミは、「農業」「教育」「環境」、
そして「医療・介護」へと事業を展開するのか。
その理由が書かれている。
それは、渡邉さんが、この日本をもっとよりよくしたいという信念を持って、
そのためにできることは何でもやっていく、という精神で事業に取り組んでいるからだ。
「食」に対する危機感をもった日本人は、以外に少ない。
特にこれだけ、コンビニやいろんなところで食品があふれてくると、
その裏に隠されている危険なんてものには気づかないのかもしれない。
日本の食糧自給率は年々下がり続け、既に40%をきっているとさえ言われている。
そんな中、もし、外国からの食品輸入が途絶えてしまったら・・。
そんなときの備えは、今の日本にはない・・・。
そんな外国からの輸入が減るわけないやん!って思っている人もいるかもしれないが、
現実には中国の食品輸入量が増加しており、このままいくと、
自国の食糧難で、日本への食品輸出量が減る可能性が高いのです。
長期的に考えると、食糧自給率が40%をきっていること自体、
やはり危機感をもつべきなのです。
そして、ワタミはその危機感をもってして農業へと事業を展開している。
自社で土地を買い取り、有機野菜の栽培に力を入れている。
また、「教育」「介護」へと事業展開したのも、日本の将来を思ってのこと。
生徒のことを本当に思う教師の育成、
高齢者が安価で安心して暮らせる介護施設の設立。
そこには、渡邉美樹という人物の「使命」がこめられており、
それがまたこの人の「夢」である。
このような人物が、政治家になり、
日本の将来を設計してほしいものだと思う。
今の政治には、ビジョンがなさすぎる。
イチロー 262のメッセージ
- 『夢をつかむイチロー262のメッセージ』編集委員会
- イチロー 262のメッセージ
【オススメ度】★★★★
WBCでも活躍したイチロー。
そして、日本チームは記念すべき第一回の優勝チームとなった・・。
一体、この人はどこまでの目標、夢をつかんでいくのだろうか。
そんな、スーパースターと周囲から呼ばれるイチローが残したメッセージ(=格言)が
262個つまっている本書。
なぜ262個なのか、は説明するまでもないが、
無理やり262個集めた感じは否めない。
しかし、なかには、「はっ」とさせる言葉がいくつもあった。
イチローは何を考え、そしてどんな言葉を残したのか。
すべての言葉が記録されている。
そんなプレッシャーの中、イチローの言葉は、
常にブレていない。つまり、自分の「形」、「信念」があるということ。
そのイチローの信念をのぞいてみるのには、ちょうどよい本書である。
1ページに一言メッセージが載っているので、非常に読みやすい。
そして、その言葉の背景をちょこっと書いてある。
私が気になったメッセージをいくつか載せておこう。
・第三者の評価を意識した生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。
・自分の思ったことをやり続けることには後悔がありません。
もし、それで失敗したとしても後悔は絶対にないはずですから。
・考える労力を惜しむと、前に進むことを 止めてしまうことになります。
・小さいことを重ねることが、とんでもない ところに行くただひとつの道。
・自分たちを客観的に見てやるべきことを やります。
それは、どんなときにも変わらないものなのです。
・やれることはすべてやったし、手を抜いたことは一度もありません。
常にやれることをやろうとした自分がいたこと、
それに対して準備ができた自分がいたことを誇りに思っています。
・満足の規準は、誰かに勝ったときではない。
自分が定めたものを達成したときに出てくるもの。
・「できなくてもしょうがない」は、終わってから思うものであって、
途中にそれを思ったら、絶対に達成できません。
・僕は天才ではありません。
なぜなら、自分がどうしてヒットを打てるのかを説明できるからです。
どのメッセージに反応するかは人それぞれでしょう。
しかし、全てのメッセージを読み終わったとき、
なぜイチローが、いつも淡々としているのか、
周りに振り回されないのか、が良くわかります。
常にイチローは、自分との戦いに勝ち続けてきたんだな・・と。
no one’s perfect
- 乙武 洋匡, ジェリー・ハーコート
- no one’s perfect
【オススメ度】★★★★★
最近はあまりテレビにでてない気がするが、
「五体不満足」で有名になった乙武が書いた本書。
「五体不満足」というからには、彼自身の苦労話や、
どんなに五体満足であることがよいことなのか、
を書き連ねた本ではないかと思っていた。
読んでみると、内容はまったく逆だった。
著者自身、「五体不満足」だとは思っていないのだ。
著者は、生まれながらにして手足がなかった。
その出生は衝撃的だった・・・
ただ、彼は本当に恵まれた環境に生まれてきた。
母親は、手足のない息子を見ても否定的な考えは一切しなかった、という。
そして父親は、たとえ手足がなくても、きちんとひとり立ちできる子供に育ててやると決めた。
この両親との出会いがなければ、
今の著者の性格、人生はなかったのではないだろうか。
このような両親に育てられ、著者は「障害者施設」ではなく、
「一般の公立学校」へ通うことになる。
この選択も、後に恵まれた結果を生んでいく。
担任となった先生方は、初めは著者を特別扱いし、
甘えた環境を作ってしまうが、「本当にそれでよいのか・・」を自問自答した結果、
著者をひとり立ちさせるように駆り立てていく。
運動会で、徒競走へ参加させる。
プールで泳がせる。バスケットボールの試合に出させる。
そして、なにより上記のような試練に、
著者は迷うことなく、挑戦していくのである。
「そんなの、手足がないから無理や!」
そんな一言は、著者の口からは一切出ない。
「やらせてください。がんばります」
そうやって、挑戦してきた積み重ねが、
現在の乙武を作り上げてきたのだろう。
「なぜ、私には手足がないのか。どうしてこんなに苦労ばかりするのか・・」
そんな後悔ばかりを著者がしていたら、
著者の人生はまったく別のものになっていただろう。
著者の前向きな考え方、「今できることをやる」という考え方、
「まずは挑戦する」という考え方、そして「何事も彼なりにやりとげていく」様を知っていくと、
もはや、著者は「障害者」でなないと感じてくる。
「障害者」とは、人体に関する障害を指す言葉でよく使われているが、
本当の意味での「障害者」、つまり「人生の障害に屈してしまう人」は、意外に多いのではないか。
そういった意味では、著者は「人生の障害者」では決してなかったと言えるだろう。
そうだったのか!アメリカ
- 池上 彰
- そうだったのか!アメリカ
【オススメ度】★★★
前にも話した、NHKこどもニュースなどを編集していた池上さんが書いた本。
最近、何かとアメリカとの問題(輸入牛肉など)がとり立たされているので読んでみた。
この本、実は結構分厚い。
A4ぐらいの大きさで245ページもある。
アメリカがどうゆう国なのか、
以下9つの視点から語っている。
1. 宗教
2. 連合国の仕組み
3. 帝国主義
4. 銃を持つ自由
5. 裁判
6. 移民
7. 差別
8. 世界経済の実質的支配
9. メディア大国
特に初めの宗教に関しては、
「政教分離」にのっとっているアメリカの矛盾について語っている。
アメリカはまさしく宗教の国。キリスト教を中心として、
さまざまな宗教が入り混じっているが、こと大統領となると、
きまってキリスト教徒なのだという。
これは政教分離の観点に矛盾するが、
現実に大統領が就任演説をする際、
聖書に手を置いて宣誓することが決まっているとのこと。
つまりは、キリスト教徒でなければ大統領になることは不可能だということだ。
ただ、移民によりさまざまな民族、
宗教が入り混じってきた今から思えばおかしいかもしれないが、
アメリカの歴史を考えれば、もともとはキリスト教徒が作った国なので、
ごく当たり前のことだったのだろう・・。
牛肉問題にしても、相手国に対するアメリカのあくなき自国の利益追求についても、
こういったバックグラウンドがあるからこそなのだろう・・。
食品の裏側
- 安部 司
- 食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
【オススメ度】★★★★
元上司から借りました。
タイトルもとっても意味ありげで、恐る恐る読みました。
本書は、食品添加物の商社に勤めていた著者が書いた本。
つまり、数々の食品を作り上げてきた人が、その裏側を語っているのです。
みなさんは、大切な人にダイヤモンドをプレゼントする際、
本物のダイヤモンド100万円と、偽物のダイヤモンド1万円と、どちらを買いますか?
きっと偽物のダイヤモンド1万円と答える人は少ないのではないでしょうか?
それは、偽物のダイヤモンドには、本当の価値がないことを知っているからです。
でも、それが食品になるとみんなわからなくなってしまうのです。
600円と198円のしょうゆ、それなら安いほうがいいっ!という具合に・・・。
本書では、そんな行動に待ったを呼びかけています。
600円と198円のしょうゆの違いは一体なんなのでしょうか?
それは、先ほどの本物のダイヤモンドと、偽物のダイヤモンドと同じ違い、
いや、もしかしたらそれ以上の違いが隠されているのです。
もう勘のいい人は気づいているでしょうが、
そう、本書は「食品に含まれている食品添加物」について詳しく裏側の世界を語っています。
例えば、「ミートボール」。
これってお弁当とかでもよく食べたことがあるのではないでしょうか?
でも、そのミートボールが何から作られているか知っているでしょうか。
くず肉と大量の食品添加物により作り上げられているのです。
完成品を見ると、おいしいといって食べてしまうのでしょうが、
実はその作成工程を見てしまった人は、
あまったくず肉と大量の白い粉(=食品添加物)を
幾度も混ぜ合わせてできたミートボールなんか食べたくなくなるそうです。
食品添加物とは、一言で言うと、「台所にないもの」と著者は言っています。
これが全て悪であるとは、著者は言っていません。
ただし、この食品添加物について「無知」でいることが非常に危険だと警告しています。
「合成着色料は一切使用していません」とか「おばあちゃんの手作り風味」とか、
消費者をだますような、一見自然食品を装ったような表示があちこちにはびこっている。
それを見分ける知識を身につけておくこと、それが非常に大切なのです。
600円のしょうゆは、無添加で自然発酵。
198円のしょうゆは、食品添加物を混ぜ合わせただけのまがい物。
この違いを知った上で、どちらが本当に安いのか、
価値のあるものなのかをきちんと判断する、
それが著者が本書を通しての呼びかけなのです。
うー、読み終わったら反省しました。
でも、食品添加物を全くとらない、っていうのはこの世の中ではもうほぼ不可能でしょう。
だから、少しでも食品添加物の少ないものを選ぶ、
または、きちんと添加物が入っていることを認識しておく、それから始めようと思います。
知っておいてぜーたいに損はしませんよ。
右脳パワー新仕事革命
【オススメ度】★★★
友人のレビューで見つけたので、興味がわいて読んでみました。
もともと、最近左脳ばかりを使っているのでは・・と、
変な悩みを持っていたので、右脳の力に関する本は以前にも読んだことがありました。
本書を読んでみて、「やっぱり右脳の力はすごい・・」と感心した一方で、
「でも、そこまでは・・・」という疑いも持ってしまった。
本書では、「同僚とうまくコミュニケーションをとるイメージトレーニング」、
「会議でうまく発言できるイメージトレーニング」という感じで、
具体的にどのようなイメージを描き、右脳の力でうまく実行させるかということが書いてある。
ところが、あまりに具体的過ぎるので、
「まさか、そんなわけはない・・」と思わせるようなものがあった。
例えば、「新商品をヒットさせるイメージトレーニング」、
「計算力を身につけるイメージトレーニング」。
個人的には、「右脳の力」や「イメージトレーニング」、
すなわち「心技体」の「心」にあたる部分が、
物事を成功に導くために非常に重要であることは理解している。
でも、イメージトレーニングだけで、新商品がヒットする、
または計算力が身につくというのはまったく信じていない。
イメージすることによって、具体的に活躍する自分を思い描きながらモチベーションが上がり、
新商品をヒットさせるために努力をしたり、計算力が身につくように勉強するからこそ、
最終的な結果が得られるはずである。
つまり、「イメージ→自己努力→結果」となっていると信じているが、
どうも本書では、「イメージ→結果」となっている点が気に入らない。
そのほかにも、「妻がイメージトレーニングで、
夫の仕事を増やした」とか、「友達がイメージトレーニングで、
子供の指を直した」とか、「そんなバカな・・」と思わせるエピソードも入っていた。
でもここでふと、「ちょっとまてよ・・」と思った。
「そんなバカな・・」って思ってしまうこと事態が、
既に「左脳人間」なのではないか。
そうだとすると、信じる前に疑ってしまってよいのだろうか。
本当に、右脳にはそのような超能力的な要素が潜んでいるのなら、
信じてみる価値はあるのかもしれない。
うーん、やはり左脳に偏ってしまった頭を、
右脳に持っていくのには苦労しますね・・。
そう、イメージが大切。
まずは、右脳の力を信じている自分をイメージすることからはじめてみます・・。
知って得する塩の知識
- 諸田 森二
- 知って得する塩の知識
【オススメ度】★★★
最近、世田谷のとっても美味しい自然料理のお店に行った。
そこは、自然食材へのこだわりが強く、
さらに「キジ」「烏骨鶏」などの目新しくてとっても美味しい食材を使った料理がたくさんある。
その店の料理に魅了され、店の主人と話をしていたところ、
「調味料」の話になった。
調理酒を使うなら純米酒、油ならオリーブ油などと話をしたあげく、
「塩」なら「天然塩」という話を聞いた。
スーパーにいって塩をみてみると、どれも「天然」と書かれている。
でも品質表示を見るとなんだかあやしい。「わからん・・」とうなった。
そこで手に取ったのが本書。
(前置きなげぇ~・・)
まあ、手っ取り早く、どの塩が一番良いのかを調べようと思ったわけです。
でも以外に、塩には一冊の本になるほどの歴史や種類、
含まれるミネラルなど勉強になることがたくさんありました。
そして、結論。
買うなら「ぬちマース」か「雪塩」。
まあ、どちらもギネスに載るだけあって、「世界で一番多くの種類のミネラルを含む」という代物。
興味がある人は、買ってみてください。
感想も教えてください・・。
ちなみに私は既に買って使ってます。すっごい粉みたいになっていてさらさら。なめてみると、まさに海水のような風味がする。
料理に使うには、普通の塩の1.5倍使う必要があるが、それだけの価値はある。とってもまろやかな塩味になるから、塩っ辛くなったりしないしね。
ぜひお試しあれ。




