今月も早速、兄嫁と子供たちがやって来ました。
兄は仕事の都合で来られず。
私の周りの既婚女性たちがよく言う
「旦那抜きで、旦那の実家に泊まるなんて嫌!あり得ない」
という状態ですが、我が家ではごく普通のことです。
先月、久しぶりに兄一家全員を受け入れてみて、やっぱりしんどかったです。
前回帰ってから掃除と片付けをして。
年末の大掃除よりも念入りな掃除をして、部屋をなんとか片付けて。
ようやく落ち着いてやれやれと思ったら途端に体調が悪くなり。
今回は右側のこめかみから眼球の裏側、頬骨、歯茎、歯と歯茎の間にかけてがズキズキと痛むことが多く、頭痛が長く続きました。
こんな時はロキソニンが頼りです。
我が家では ロッキー上人さま と呼んでいます。
グダグダ続く不調が治まらないうちにまた来ることになり。
兄嫁からは
「くれぐれも無理はしないで。
どうしてもの時はホテルに泊まるから。」
と言われましたが、母は
「せっかく地元に帰ってきて実家もあるのに、ホテルに泊まるなんて可哀想だから、多少無理をしてでもウチに泊まらせる」
と。
兄嫁には
「大丈夫だから気にしないで泊まりにいらっしゃい」
と何度も伝えています。
私も同じ思いです。
結構無理してて身体はキツいけど、今の所はなんとか過ごせるので、我が家で良いなら受け入れようと思います。
ただ、戸惑うこともあり。
一番の戸惑いは、甥っ子姪っ子の我が家での過ごし方です。
来るとすぐソファの上のクッションを邪魔だと床に落とし、荷物をドカドカっと置いてしまうので座ることはできず。
こたつに潜ってモチャモチャしながらはしゃぎまくり、数分も経たないうちにこたつテーブルもソファも位置が変わってしまいます。
まさに『傍若無人』。
じいじとばあばの家だから、ならいいのですが、他所のお宅…例えばお友達のお宅などで同じように振る舞っていないか、かなり心配です。
「あの子とお外で遊ぶのはいいけど、絶対におウチには呼ばない」
とか言われていませんように、と祈るばかりです。
小さい頃から来てると、そうなるのかな。
私が子供の頃は他県に住んでいたので、両親の実家に泊まりに行けるようになったのは小学校高学年になってからなのですが、あんな過ごし方をしたことは一度もありません。
家具を動かすほどに、はしゃぐなんてしたこともないし。
そういえば、母方の祖父母の家の近くにいた従兄妹は、産まれた頃から祖父母の家で過ごすのが当たり前だったこともあり、かなり傍若無人でした。
『小玉台風』なんてあだ名がつくほどに。
ちなみに私たち兄妹にあだ名はない、と思っていたのですが、実は陰で『漫画忍者』と言われていた、と大人になってから聞きました。
その理由は伯母曰く、
「いつも邪魔にならない隅っこにいて、まるで根っこ張ったみたいに動かずに、音も立てず漫画ばっかり読んでて(従兄妹から借りました)居るのか居ないのか分からないくらい静かなのに、お手伝いしてほしい時にはすぐに来て率先して手伝う不思議な子たちだから」。
そんな子供時代を過ごした私には、甥っ子姪っ子の傍若無人ぶりが信じられず、戸惑うばかりです。
末っ子は春から小学校6年生なのですが…。
早く落ち着いてほしいものです。
とはいえ、もう少し大きくなったら我が家に泊まること自体がなくなるかもしれません。
戸惑うことも呆れることも多いし、楽しむ余裕なんてないくらい心身共に消耗するけれど、数年後には彼らにとっての黒歴史になるかもしれないエピソードを忘れずにおこう、とニヤつく今日この頃です。
それでは、また。