明後日、2月19日は、二十四節気の「雨水」。
この日に雛人形を出して飾ると良縁に恵まれるとされています。
そんなグッドタイミングの今日、
「羊毛で作る雛人形」の出張講習に行って参りました
今回は強い要望があり、急きょ開催することになりました。
どんな方たちが参加してくれたかと言いますと、
「昨年のお雛様講習のブログを見て、ずっと作りたいと思っていた。」
「子どもが男の子で、家に雛人形ないので作ってみたかった。」
「シュタイナー学校の季節のテーブルに飾る予定。」
「海外へ引っ越してしまうので、日本の季節を感じるものを持って行きたいと思って。」
など、「作りたい!」という気持ちの強い方たちが集まりました。
「作りたい」という気持ちには、なるべく「応じよう」と言うのがスノードロップのスタンスです。
なぜなら、私たちが企画したことを実現できるのは、参加してくれる方たちがいるからです。
講習会は、一方的な思いでは成り立ちません。
そのことを肝に銘じて、参加してくれる方たちにはいつも感謝の気持ちを忘れずにいたいと思っています。
ありがとうございます
1年前からの「作りたい」思いを叶えられたと言っていただけました。
本当にありがたいです。
今年のお雛様の羊毛は、さくらんぼ色にピンクを、
お内裏様の羊毛は、藍色にターコイズをカーダーでミックスして、
落ち着いた雰囲気の微妙な色合いを出してみました。
「わ~キレ~イ」と声が上がり、なかなか好評でした。
みなさん、真剣なまなざし
このように、ひとつひとつの工程をなるべくわかりやすく説明するよう心掛けていますので、羊毛を触ったことがない方でも安心して参加いただけます。
最後に仕上がった雛人形をずら~っと並べてシェアしました。
どうですか?素敵でしょう
それぞれの人形に個性が出ていることがよくわかります。
「同じ材料を使っているのに、どうしてひとりひとり違うんだろう?」と、みなさん不思議がっていました。
他の方が作った作品を見て初めて自分の人形の特徴(個性)が見えてきます。
人形は、その人自身が「形」になったものなのでは?と思ったりします。
(体型のことではなく、内面的なもっと深い部分の表れのような…)
本当に面白いです。
手しごとは、「今」とつながるツールのひとつだと思っています。
自分の手から何かを生み出す行為は、今を生きる喜び とつながっています。
みんなと一緒に作ると、その喜びが何倍にもなるようです。
今年もそんな和やかな良い雰囲気の場をみなさんと作っていかれたらいいなと思っています。
よろしくお願いします
