啓蟄 | 季節の手しごと*スノードロップ

季節の手しごと*スノードロップ

心の奥で生まれる思いを大事にしよう♪
穏やかな日々と地球の自然に感謝して…

今日は、二十四節気の「啓蟄」青虫


大地が暖かくなり、土の中で縮こまっていた虫(蟄)が穴を開いて(啓いて)動き出す日。



桜の蕾は、こんな感じ。



今日の東京は、強風注意報が出ていて、

北風がぴゅーぴゅー吹いていました。DASH!

虫たちは顔を出したもののあまりの風の強さに、

「やっぱりもう少しあとにしよう…」と引っ込んでしまったのでは?


若葉芽吹く土手。



急に、冬眠から目覚めたくまさんのかわいい詩を思い出しました。


*****


くまさん  


はるが きて

めが さめて

くまさん ぼんやり かんがえた

さいているのは たんぽぽだがtanpopo☆☆

えーと ぼくは だれだっけ


だれだっけ


はるが きて

めが さめて

くまさん ぼんやり かわにきた

みずに うつった いいかお みて

そうだ ぼくは くまだった

よかったな

         (まど・みちお)

*****


この詩に登場するのは、

まだ幼い子どものくまさんか?


もしかしたら

高齢のくまさんかもしれない…


なんて想像したり(;^_^A


6日前、104歳で亡くなった まど・みちおさんのご冥福をお祈りいたします。

素敵な詩をたくさん残してくれてありがとうございました!



毎日 春の光を少しずつ運んで来てくれる太陽晴れに感謝して

おやすみなさい。