『羽州ぼろ鳶組』の今村翔吾作品
『くらまし屋稼業』の第三作

母が入院したため、中々ブログ更新ができず。
実は本日、手術の付き添い。
手術の待ち時間に、病室にて一気に読み上げた。

相変わらずの面白さ!

『羽州ぼろ鳶組』では、業火の中に立ち込める火煙であるが、『くらまし屋稼業』では、煌めく剣光に飛沫をあげる血煙である。

主人公『平九郎』が、くらまし屋稼業を生業とする理由も、少しずつ語られ出した第三作。

そして『羽州ぼろ鳶組』とリンクするところが、また少し描かれる。
若き日の船頭櫂五郎、幼き日の武蔵が登場。

『羽州ぼろ鳶組』
『くらまし屋稼業』
以外の時代小説の連載も始まっているようで、
益々楽しみな今村翔吾である。

追記
先日ブログで取り上げた
『童の神』が直木賞候補にノミネートされたらしい。