ついに第七作目、待ちわびた羽州ぼろ鳶組
『狐花火』

物語序章は
第1作『火喰鳥』のワンシーンから始まる。

そして、ぼろ鳶組や田沼意次の宿敵、
一橋治済(はるさだ)が、なぜ江戸を火の海にしようとしているのか?
その意図が明らかに。

天才花火師秀助は、第一作において、娘を失った恨みを晴らすために火付けを行い、火炙りの刑に処せられたはずであるが、秀助の手口と同じ火付けが再び繰り返される。

とまぁ、これ以上ネタバレを書くのも恐縮なので、この辺りにしておきます。

というか、私自身まだ半分しか読んでおりません…

一橋卿との攻防もいよいよ佳境にさしかかってきた感があるが、半分を読んだ時点では、ここからどういう展開が待ち受けているのか予断を許さない。

今村翔吾氏のことである
『そうきたか!』という展開が待ち受けていることは間違いない。
あと半分、楽しみに読み進めていこう。

12月には『くらまし屋稼業』第3巻も発売予定で、こちらも大変楽しみにしている。