しゅうちゃんはずるい。
曖昧な関係にしたくせに
それでも私を抱きしめては
『好きだよ』って言う
いっぱい褒めて笑ってくれるんだ。
嬉しい言葉をいっぱいくれて
しゅうちゃんを好きな私は
幸せにならないわけない
でも
もっともっとその甘い言葉を聞きたいんだ
『俺が離れたらるみは
他の人と結婚とかすんだろうな』
「そう想うの?」
『そりゃあするんじゃない?
俺より良い男なんて沢山いるもん』
「いらんよ、そんなの。しゅうちゃんだけで充分だし」
本音だよ。
でもしゅうちゃんは驚いてた。
『こんなに想われたこと初めてだわ』
「うちもこんなに好きになるのは初めてだよ」
・・・だからお願い。いつまでも傍にいて・・・
なんて。言えるわけないけど。
「友達に彼氏いないよって
言っていいんだよね?
男友達にも
彼氏いないって話していいんだよね?」
いじわるだけど正論でしょ。
『そうだよね・・・』
結局曖昧な関係。
想いが通じ合えて傍にいて
幸せだと想っても
しゅうちゃんの彼女にはなれないんだ。
それでもいい
それでもいいから
傍にいたいと望んだのは私だから。
「一つだけワガママ言ってもいい?」
『なんでもきくよ?』
「一緒にいる間はうちのこと想って愛してくれる?」
『もちろん』
そう言ったしゅうちゃんはにやけてたw
それでいて抱きしめてくれて
ここにいるって幸せを実感した。
形がなくても
想ってくれてるって伝わるよ。