これはゆきんこが大学生だったとき、
俗に言うモテ期まっさかりの時期。
サークルの同期で仲良くなったメンズ通称帽子クン。

ド派手な帽子を恥ずかしげもなく身に付けている様子が実に印象的だった
帽子クン。
もはや、顔は思い出せない位、遥か彼方へと消え去った帽子クン。


そんな彼には、当時JKこと女子高校生とお付き合い真っ最中。
時々は帽子クンの恋愛相談も受けつつ、ぶっちゃけ、恋愛モードまっしぐらのJK彼女とのノロケ話を一方的に聞たりする、穏やかな日々を過ごす。

相手は学生時代最強を誇るJKのポジションにいる彼女。
当然、毎日・・・いや、授業ごとに送られてくるメール、高校の授業が終わった思われる夕方に必ず来る「好きだよ~」コール。
それに必ず応じる帽子クン。性根がずぼらなワタクチには脱帽。


事件は、、、大学1年生の夏に起こった。


サークル活動の連絡をすべく帽子クンに電話。
が、バイト中なのか連絡がつかない。
当然、改めてかけ直そうと思い、ワタクチもバイトに勤しむ。


バイト終了後、着信があったようだったので、
履歴を確認してみると・・・・


ガ━━(゚д゚;)━━ン!!


22時~23時半の1時間半の間に、、、
着信履歴が


30件


それも同一人物。



それだけじゃない!

留守電にもフル5件残ってやがる・・・


上記同一人物から・・・



そう!全部帽子クンから!!!!


かなり恐怖を覚えるも、
汚れなきココロの持ち主アーンド恋愛駆け引きレベル1の
初心者なワタクチ。
帽子クンのストーカーまがいな行為に対して

「かなり緊急を要する連絡かな?」なんて、
超ド級ポジティブシンキングな思考回路をかまし
帽子クンへコールバック。


ゆきんこ「着信あったようだけど、どーかした?」


帽子クン「いや、電話したのに、繋がらないから何か事件に巻き込まれたんじゃないかって心配で。」


( ̄▽ ̄;)
事件にはたった今、巻き込まれたよ。君の着信の嵐にね。


ゆきんこ「バイト中だったからね。」

帽子クン「こんな時間まで?女の子がこんな時間に出歩いたら危険だよ。

俺が近所に住んでたら守ってあげられるのに。」


・・・
もしもーし。
君になぜ守ってもらわなばならないのだ?
君が守るべき相手はJKの彼女でしょ。
電話してる相手間違ってないかい????


そして、恋愛駆け引きレベル1の超ド素人なワタクチは・・・


「ありがとう。優しんだね。帽子クンと付き合ってる彼女は幸せ者だねー。」


と、相手にとってはナイスな、ワタクチ的には、痛恨の一言を言い放ってしまう・・・。

あぁ、おバカさん・・・。


帽子クン「次のバイトがある日を教えて。
俺が命にかけてでも君を守ってあげるよd(。ゝд・)」


寒い!
超寒い!そのセリフ。
おかげで、冷静になれたよ。


ゆきんこ「あのさ・・・それは彼女にしてあげた方がいいんじゃない?」


帽子クン「実はさ、別れたんだよ。」


ゆきんこ「あ・・・そうなんだ。」


帽子クン「別れた理由聞かないの?ってか気にならないの?」


ゆきんこ「別に、他人の恋愛には興味ないからなー。別に聞きたいとも思わないよ。」


帽子クン「別れた理由はね・・・」


人の話聞いてる?
聞きたくないって言ったのよ。
日本語理解出来てる?
どぅーゆーあんだすたぁ~ん?


帽子クン「君のせいなんだよ。」


はい?
いや、だからさ、別に君たちが別れようが興味ないんだってば!!!!


帽子クン「ゆきんこのことが頭から離れなくて、、、ゆきんこのために俺は別れたんだよ。」


(@ ̄Д ̄@;)ワタクチ絶句・・・


帽子クン「大丈夫だよ。ゆきんこも俺と同じ気持ちでいるの分かってるから。

本当はもっと早くあの子とけじめつけるべきだったんだよな。

辛い思いさせてごめんな。」



ワタクチ、君にフォーリンラブなんてした覚えないから!!!!

それ!脳内恋愛ですから!


不本意ながら、帽子クンの中ではゆきんこはこの日から彼女になったようだ・・・