お疲れ様です。
日本のゲレンデでは スキーのヘルメット着用率が高まっているようですが
スノーボード愛好家の着用は少ないですね。
競技では ジャイアントスラローム、ハーフパイプ、
それとスノーボードクロスで ヘルメットの着用が義務つけられています。
ヘルメットは自分がイントラしていた10年前に スクールでレッスン時着用するように指示されていたので
かぶっていましたが 最近はバックカントリー以外はビニーに後頭部パットで滑っていました。
今日の新聞を読んで 来期はヘルメットかぶることにしました。
その記事の内容を 抜粋してご紹介しますね。
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読売新聞 医療ルネサンスより
【見えない脳外傷】
― 軽度外傷性脳損傷とは どんな病気ですか ―
脳内では 様々な情報が軸索という神経線維を通って、やり取りされています。
交通事故や転倒、スポーツなどでの頭部に衝撃を受けて、この軸索が傷つた状態と考えられます。
怪我をしたこときは意識障害の程度により、軽度、中度、重度に分類され欧米では
7~9割が軽度とされています。
軽度外傷性脳損傷の多くは3ヶ月~1年で回復しますが、WHO(世界保健機関)の報告では
患者の約30%が様々な症状に苦しみ、CCD(米国疾病対策センター)の報告では、9%の患者が
社会復帰できないと言われています。
― 症状は ―
①記憶力や理解力が衰える
②根気がなく、怒りっぽくなる
③失神やけいれんを起こす
④においや味を感じにくくなる
⑤見えにくくなったり、聞こえにくくなったりする
⑥手足にマヒして、ひどい時はつえや車いすが必要ななる
⑦尿や便が漏れる
― 課題はなんですか ―
軽度外傷性脳損傷は 脳の損傷が小さな軸索にとどまるため、脳内出血が起こらない限り
CT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)検査などで損傷を確認できません
このため「問題はない」「こころの病気ではないか」などと放置されがちです。
労災認定では 画像診断で異常があることが重視されます。
このため仕事ができないほど症状に悩んでいるのに認定されず、生活が困窮する患者もいます。
― 診断基準はあるんですか ―
WHOが2004年に提唱した基準があります。
①怪我をした後の意識混迷または見当識障害(季節や場所など自分の置かれている環境を理解できない)
②30分以下の意識喪失
③24時間以内の元に戻る健忘症
―のうち、いずれか1つ以上に該当する場合。
または
怪我をして30分後か医療機関に搬送後の意識レベルが「ほぼ軽度の意識障害」に
該当する場合です。
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滑走中 ミスして転倒して 頭を強打したこともあるし 意識飛んじゃったこともあるし
私 たぶん軽度外傷性脳損傷のキャリアでしょうね。
ほとんどが 3ヶ月~1年で回復するとのことですが、万が一と言う事態にならない保証もないので
ヘルメットやヘッドプロテクターを装着した方が よさそうですね。
これ以上 おバカになっても 困りますので