
当店は言うまでもなくブーツフィッティングに力を入れているお店です。
それはスノーボード用ブーツに留まらず、スポーツシューズ、婦人靴、紳士靴、レーシングシューズ、その他・・・様々です。
ご自分の足のサイズは知っていますか?足長と足囲?
靴を買う際、足長と足囲を気にして買われている方は少ないと思いますが。
これ重要です。
足囲とは A、B、Cのアルファベットの下に示される横列が足の太さの数値です。
たとえば、紳士靴に[26E]と表示されていれば
この靴は足の長さが26センチで、足の太さが249ミリの男性の足に合う靴であるということです
最近の靴の傾向としては幅広、甲高をうたっているものが多くなっていますね。
足に合わず幅が広い靴を履いてしまうと開張足といって
母趾球と少趾球を結ぶ横アーチがつぶれてしまい外反母趾の原因になります。
また、開張足の方は片足時のバランスが悪い傾向があり、両足で立っているときでも
身体がゆがんでいる方が多いですね。
バランスを保ち、ゆがみを直していく方法として足にあった靴を選ぶことは大切で
足囲を調整する「ころし」と足長を調整する「捨て寸」が重要になります。
足の大きさは宙にあるときがいちばん小さく、両足で立つとそれよりも大きくなり、片足に全体重をかけたとき最大になります。
歩くと足は靴の中で前後に動くので、必ず10ミリから20ミリほどの余裕を持ち、
爪先が窮屈にならない様にします。その余裕分を「捨て寸」といいます。
「ころし」とは物騒な用語ですが、主に靴のボール部あたりを足の寸法より小さくつくることで、
足を蹄め付けて、足が前にいかず脱げないように靴型に調整を施すことです。
先日、足長と足囲を計り「new balance」のシューズにインソールを付けて
お買い上げ頂いたお客様から腰痛がよくなったとお聞きしました。
また、「Paramount」の靴にカスタムインソール加工して
お買い上げいただいた65歳のご婦人は、歩くのがおっくだったけど靴合わせてもらってから、
歩くことが楽になって疲れづらくなったとご連絡頂きました。
足は健康の土台。
基礎となる土台がしっかりしていないと、その上のモノはバランスを崩します。
足に合った靴を履くことは、健康いるためのファクターですね。