もう少しアルペンボード達を眺めていたいのですが、返却日を守らないと、
次回貸し出してくれないと困りますからね。
梱包するのも大変です。
さて、気を切り替えてニューボード紹介です。
今回、紹介するボードは オガサカのRC-S・オガサカのスラローム競技モデルになり、
今期フルモデルチェンジがされています。
サイドカーブを複合からシングルに変更され、ウエストを少し太くしています。
04/05モデルに比べ、接雪長をノーズとテールで10mmづつ合計20mm長くし、
テールのキック量を低くすることでエッジグリップが増し、操作性の点で、
ノーズ接点とテール接点の面圧分布を改良しターン導入時の雪面の捉えを強化しました。
また、ノーズ幅とテール幅が同じ(テーパー0)にして、ターン後半のエッジグリップを強化されています。
芯材には、MX-Lでは密度の高いものだけを使用しましたが、
RCシリーズでは密度の高いものと密度が比較的低く軽量なもので構成されたものを使い、
MX-Lよりキャンバー量が多く設定されているので軽快でリズミカルがターンが可能です。
その他に、振動吸収に優れたEVCプレート(153.5以上のモデルに搭載)を
足元に搭載され、足へのストレスを軽減、インサートホールを2×6にすることで、
より好みのスタンスワイズにセットできる配慮がされています。
試乗した際は、とても反応が良くノーズが一番柔らかくテールにかけてフレックスが増しているので、ターンの捉えがスムーズで後半までエッジのグリップ感があり信頼感が抜群です。
MX-Lの反応に物足さを感じた型は、RC-Sの俊敏さはおすすめですね。
レース使用のみならず、フリーライディングでも軽快でアグレッシブなターンを楽しめるボードです。



