「引退」 | スノーワークショップ・店長のひとりごと♪

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怒涛のような週末が過ぎたと思ったら、今日もブーツを成型しているおじさん、
今日もお疲れちゃんです。

さすがにおじさんもお疲れ気味ですな。

でもね、
時間と仕事に追われていることを楽しむことが出来ています。
作業の合間にお客様とお話をする事が楽しい一時。
そして、いざインソールやインナーを成型するときは真剣に。

この繰り返しが出来ることは、喜びです。
ご来店いただくお客様には感謝ですね。

今日は、競技は伏せて起きますが実業団でプレーされている方に
スノーボードのインソールとインナー成型を含めてフィティングをさせて頂きました。
その時のお話させて頂いた事が心に残る内容でした。

「引退」

この言葉はスポーツ選手おのずと仕事においても、いつかは訪れることですね。

「引退を考えているんですよ。」とお話頂いたことに驚きましたが
うれしかったのも正直です。

引退を考える要因は幾つかあると思います。歳や故障、家庭・・・。

私から、良い助言が出来るわけでもなく、
私が出来ることは、良いブーツを作ることでお役に立てることですよね。
がんばりました。

自分もオートバイのレースをしていた時に引退を決断したことがあります。
それは母の死でした。

家族や仕事を乖離みずレースに没頭し、家にもろくすッぽ帰らずで、
母が死んだ時には、弟が迎えに来てくれなかったらわからなかったほどでした。
その時、情けなかったですね。
親戚の方や親、兄弟に多大な迷惑をかけてしまいました。

仕事が忙しくなればなるほど、家族と過ごす時間は少なくなります。

実業団で現役選手を続けている間は仕事や練習、試合で家族との時間が少なくなります。

それぞれ家族を持つと考えなくてはいけないことですよ。

体力的にも、自分になっとくがいかなくなる30代後半は
いろんな意味でターニングポイントなのかな。

僕も早かれ遅かれ、今の仕事から引退するときが来るでしょう。
出来る限り続けて行きますけどね。

引退したら、喫茶店でもやろうかな。
すでに喫茶たかやとか、バーたかやになっているときもありますな。

人と話をする事が好きなお店になることは間違いなさそうです。